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史上最高値50万円も イワシクジラの初セリ 希少価値高い生肉 山口・下関市

暮らし

2022/11/14 17:35

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山口県下関市で約5カ月の航海を終えた捕鯨船から降ろされたクジラ肉が、初セリにかけられました。

分厚く切られた赤身に入った上質のサシ。

14日未明、下関市で初競りにかけられたイワシクジラです。

イワシクジラは希少価値が高く、特に美しいサシが入る尾びれに近い「尾の身」が高級食材として知られています。
今年6月に出航した商業捕鯨の船団が、12日、約2トンのイワシクジラの生肉を下関市に水揚げしました。


一般的には冷凍されて運ばれるクジラですが、今回は凍らせないまま陸揚げされた生のイワシクジラが競りにかけられるということもあり、仲買人たちにも気合いが入ります。

セリがスタートして間もなく、1キロあたり史上最高50万円の値がつきました。

◆“50万円”で競り落とした仲買人
「サシの入りとか、全体のバランスとか、いいと思います。コロナ禍ですから元気を付けるためにというか、そういう意味合いもありますね」

その後も、威勢の良い声が飛び交い、競りは大盛況のうちに幕を閉じました。

◆記者
「50万円の値がつきましたが…」
◆共同船舶 所英樹 社長
「さすが下関、底力をみました。びっくりです」

競り落とされたイワシクジラの肉は、全国の飲食店などに出荷されます。

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