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大きなエンジン音で聴診や会話難しく…医師など実感 船上のけが人や急病人 ヘリで医師派遣し搬送する「洋上救急」の訓練 福岡

暮らし

5時間前

船の上でけが人や急病人が出た際にヘリなどで医師を派遣し、患者を搬送する「洋上救急」の訓練が4日、福岡県苅田町で行われました。

訓練は第7管区海上保安本部が管轄する北九州航空基地で行われ、北部九州の各県から医療関係者約20人が参加しました。



洋上救急はボランティア団体の日本水難救済会が行う事業で、沖合の船でけが人や急病人が出た際に、医師や看護師が海上保安庁のヘリで現場に出向き、治療を施しながら患者を医療機関に搬送します。

参加者は、持ち込める医療機材が限られ大きなエンジン音で聴診や会話も難しいことなど陸上とは異なる特殊な事情について学びました。

予定されていた飛行しながらの実践訓練は天候不良で見送られましたが、参加者は実際にエンジンをかけたヘリに乗り込み機内の状況を体感しました。



◆参加した医師
「上空はやはり地上と違って医療行為を行うのは過酷と感じた。こういう訓練をいかせるようにしたい」

7管本部の管内では2023年9月に長崎県西方の東シナ海で洋上救急の実績があるということで7管本部は、訓練を通して医療機関と顔の見える関係を築きたいとしています。
船の上でけが人や急病人が出た際にヘリなどで医師を派遣し、患者を搬送する「洋上救急」の訓練が4日、福岡県苅田町で行われました。

訓練は第7管区海上保安本部が管轄する北九州航空基地で行われ、北部九州の各県から医療関係者約20人が参加しました。
洋上救急はボランティア団体の日本水難救済会が行う事業で、沖合の船でけが人や急病人が出た際に、医師や看護師が海上保安庁のヘリで現場に出向き、治療を施しながら患者を医療機関に搬送します。

参加者は、持ち込める医療機材が限られ大きなエンジン音で聴診や会話も難しいことなど陸上とは異なる特殊な事情について学びました。

予定されていた飛行しながらの実践訓練は天候不良で見送られましたが、参加者は実際にエンジンをかけたヘリに乗り込み機内の状況を体感しました。
◆参加した医師
「上空はやはり地上と違って医療行為を行うのは過酷と感じた。こういう訓練をいかせるようにしたい」

7管本部の管内では2023年9月に長崎県西方の東シナ海で洋上救急の実績があるということで7管本部は、訓練を通して医療機関と顔の見える関係を築きたいとしています。

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