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「この気持ちをどこに持っていけば」 “飲酒運転”事故で3歳児死亡 両親が胸中語る 「痛かったよね、苦しかったよねより、ごめんね」 福岡

事件・事故

50分前

福岡市で3歳の男の子を死亡させる飲酒運転事故を起こしたとして逮捕された男が、22日に送検されました。

この男が、当日の朝にかけて自宅でワインや焼酎を飲んだと話していることが、捜査関係者への取材で分かりました。

亡くなった3歳の男の子の両親が22日に取材に応じ、当時の状況や心境を語りました。




◆記者リポート(22日)
「大神容疑者が、いま警察署から出てきました。ゆっくりとした足取りで、警察車両へと乗り込みます」

危険運転致死傷の疑いで送検された大神正治容疑者(68)は、20日午前11時すぎ、福岡市西区小田の県道で、酒を飲んで軽乗用車を運転して大型バイクに追突する事故を起こし、運転手など5人にケガをさせたほか、事故のはずみでバイクを大分市に住む大山晴瑠ちゃん(3)に衝突させ死亡させた疑いです。




◆亡くなった晴瑠ちゃんを知る人
「うちの庭の犬と遊んでいたときに、すごいかわいらしい感じで『ワンワン』って犬に話しかけたりとかして、かわいらしいなという印象はありました。飲酒運転をしたらダメだ、とみんなが分かっているような中で、仲のいい家族の生活を壊すようなことをするなんて、とてもびっくりだし、許せないです」




大神容疑者は、呼気から危険運転の基準値(0.5mg/l)を大幅に超えるアルコール(0.99mg/l)が検出されたため、現行犯逮捕されました。

そして、その後の捜査関係者への取材で、「前日の夜から(当日)朝にかけて自宅でワインや焼酎を飲んだ」「買い物に行くため車に乗った」などと話していることが新たに分かりました。

◆大神容疑者の知人
「時々会ったときに、すれ違ったら酒の匂いがしてるな、という感じはしました。そこ(酒店)に酒を買いに来るからですね。その時、『車に乗ってるのに酒の匂いがする』とは言ったけど」

大神容疑者は、「酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えた」と容疑を認めていて、警察はアルコールの影響で正常な運転が困難だったとみて、経緯を詳しく調べています。




亡くなった大山晴瑠ちゃんの両親が22日、大分市の自宅で取材に応じました。

◆晴瑠ちゃんの両親(父親)
「家族で大分に住んでいて、佐賀に旅行に行く途中で、糸島のほうの海沿いにブランコなどがあるのが分かったので、みんなで決めて行きました。お店の前のベンチに座って、私はちょっと子どもを見ながら、子どもはアイスを食べながらこぼしそうだったので、妻が子どもの首元にタオルエプロンをかけてあげながら…というところまで記憶があるんですが、そのあと気づいた時には事故が起きたあとで」

「はっきり覚えてないんですが、私が先に目が覚めて…たぶん私は叫んで、探していたように思います。周囲を見渡した時にどうしても見当たらず、でも探すとソファとバイクの下のところに息子がおりまして…そこから、お店の方や観光に来られていた方たちが、みんなでバイクを上げてくれたり、心肺蘇生でAEDを使ってくださったり、通報してくださったり、誘導してくださったり。そのときには、私の呼びかけにも返事してくれず、そのうち妻も意識が戻り、救急車が来て、そのあとヘリで病院のほうに行き…と、 細かいところがどうしても思い出せないんですが」

Q.飲酒運転だという一報を聞いたのは?
◆晴瑠ちゃんの両親(父親)
「 (病院で)息子を看取ったあとです。警察の方がいらっしゃって、その時の話の中で、ようやく飲酒運転が起因となった事故だった、というのを知りまして、その時は、看取った息子も、私の家族も近くにいる中で、どうも叫んでしまったように記憶しております。叫んで、妻のほうにすがりついたような記憶がございます。不注意でもなく、意識的に分かっていて、飲酒をして、運転して、その結果起きた、ということを思うと、もう本当に、この気持ちをどこに持っていけば…分からないです」

「お医者さんに死亡診断書をいただいた時に聞いた話だと、専門的な知識はないんですが、どうも一瞬のことで痛みも感じずに意識をずっと失っていたのかな、ということが分かりましたので、痛かったよね、苦しかったよね、というよりかは、ごめんね、びっくりしたよね。大丈夫だよ、と言ってあげたいです」

(TNC「報道ワイド 記者のチカラ」2026年9月22日放送内容を一部改訂)
福岡市で3歳の男の子を死亡させる飲酒運転事故を起こしたとして逮捕された男が、22日に送検されました。

この男が、当日の朝にかけて自宅でワインや焼酎を飲んだと話していることが、捜査関係者への取材で分かりました。

亡くなった3歳の男の子の両親が22日に取材に応じ、当時の状況や心境を語りました。
◆記者リポート(22日)
「大神容疑者が、いま警察署から出てきました。ゆっくりとした足取りで、警察車両へと乗り込みます」

危険運転致死傷の疑いで送検された大神正治容疑者(68)は、20日午前11時すぎ、福岡市西区小田の県道で、酒を飲んで軽乗用車を運転して大型バイクに追突する事故を起こし、運転手など5人にケガをさせたほか、事故のはずみでバイクを大分市に住む大山晴瑠ちゃん(3)に衝突させ死亡させた疑いです。
◆亡くなった晴瑠ちゃんを知る人
「うちの庭の犬と遊んでいたときに、すごいかわいらしい感じで『ワンワン』って犬に話しかけたりとかして、かわいらしいなという印象はありました。飲酒運転をしたらダメだ、とみんなが分かっているような中で、仲のいい家族の生活を壊すようなことをするなんて、とてもびっくりだし、許せないです」
大神容疑者は、呼気から危険運転の基準値(0.5mg/l)を大幅に超えるアルコール(0.99mg/l)が検出されたため、現行犯逮捕されました。

そして、その後の捜査関係者への取材で、「前日の夜から(当日)朝にかけて自宅でワインや焼酎を飲んだ」「買い物に行くため車に乗った」などと話していることが新たに分かりました。

◆大神容疑者の知人
「時々会ったときに、すれ違ったら酒の匂いがしてるな、という感じはしました。そこ(酒店)に酒を買いに来るからですね。その時、『車に乗ってるのに酒の匂いがする』とは言ったけど」

大神容疑者は、「酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えた」と容疑を認めていて、警察はアルコールの影響で正常な運転が困難だったとみて、経緯を詳しく調べています。
亡くなった大山晴瑠ちゃんの両親が22日、大分市の自宅で取材に応じました。

◆晴瑠ちゃんの両親(父親)
「家族で大分に住んでいて、佐賀に旅行に行く途中で、糸島のほうの海沿いにブランコなどがあるのが分かったので、みんなで決めて行きました。お店の前のベンチに座って、私はちょっと子どもを見ながら、子どもはアイスを食べながらこぼしそうだったので、妻が子どもの首元にタオルエプロンをかけてあげながら…というところまで記憶があるんですが、そのあと気づいた時には事故が起きたあとで」

「はっきり覚えてないんですが、私が先に目が覚めて…たぶん私は叫んで、探していたように思います。周囲を見渡した時にどうしても見当たらず、でも探すとソファとバイクの下のところに息子がおりまして…そこから、お店の方や観光に来られていた方たちが、みんなでバイクを上げてくれたり、心肺蘇生でAEDを使ってくださったり、通報してくださったり、誘導してくださったり。そのときには、私の呼びかけにも返事してくれず、そのうち妻も意識が戻り、救急車が来て、そのあとヘリで病院のほうに行き…と、 細かいところがどうしても思い出せないんですが」

Q.飲酒運転だという一報を聞いたのは?
◆晴瑠ちゃんの両親(父親)
「 (病院で)息子を看取ったあとです。警察の方がいらっしゃって、その時の話の中で、ようやく飲酒運転が起因となった事故だった、というのを知りまして、その時は、看取った息子も、私の家族も近くにいる中で、どうも叫んでしまったように記憶しております。叫んで、妻のほうにすがりついたような記憶がございます。不注意でもなく、意識的に分かっていて、飲酒をして、運転して、その結果起きた、ということを思うと、もう本当に、この気持ちをどこに持っていけば…分からないです」

「お医者さんに死亡診断書をいただいた時に聞いた話だと、専門的な知識はないんですが、どうも一瞬のことで痛みも感じずに意識をずっと失っていたのかな、ということが分かりましたので、痛かったよね、苦しかったよね、というよりかは、ごめんね、びっくりしたよね。大丈夫だよ、と言ってあげたいです」

(TNC「報道ワイド 記者のチカラ」2026年9月22日放送内容を一部改訂)

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