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「熱中症の危険性が高い状態続く」福岡など九州北部 向こう2週間かなり気温高くなる見込み “10年に1度”レベル 気象庁

気象・災害

4時間前

九州北部地方では気温のかなり高い状態が続いていますが、7月2日ごろからこの時期としてはかなり高くなる見込みだとして、気象台は26日「早期天候情報」を出し、熱中症対策などを心がけるよう呼びかけています。

26日に発表された「高温に関する早期天候情報」によりますと、山口県を含む九州北部地方では最近1週間、気温のかなり高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も暖かい空気に覆われやすいためかなり高くなる見込みです。

5日間の平均気温の平年差は+2.3℃以上と見込んでいます。

このため気象台は熱中症の危険性が高い状態が続くとして、屋外での活動では水分やや日陰を十分に確保するなど熱中症対策を行うとともに、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけています。

また気象台は26日、「高温に関する気象情報」を出し、九州北部地方では6月29日から7月1日にかけて、高気圧に覆われて晴れる日があるため、最高気温が35℃以上となるところがある見込みとしています。

このほか、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には「熱中症警戒アラート」が発表されることになっていて、気象台はこうした情報にも気をつけてほしいとしています。

「早期天候情報」とは

早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

気象庁は「2週間気温予報」でも、今後2週間の気温の見通しとして、「かなり高い」「かなり低い」気温の予想を色で示しています。

早期天候情報は月曜日と木曜日の週2回の発表ですが、2週間気温予報は毎日発表されるため、早期天候情報が発表されたら、2週間気温予報を毎日確認することで、早期天候情報で発表された「かなり高い」「かなり低い」気温に関する見通しの変化を、毎日チェックすることができるとしています。

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