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福岡に24時間「すし」の自販機が登場 安さ・おいしさで人気 きっかけはコロナ禍 “企業秘密のシャリ”で実現

暮らし

3時間前

街のあらゆる場所に設置されている自動販売機は、のどが乾いて飲み物を買うときなど、私たちの暮らしに身近な存在です。

そんな自動販売機が、時代とともに驚きの進化を遂げています。



例えば、福岡空港国内線に設置されている自動販売機。

よく見てみると、中に大量のオレンジが入っています。

◆記者リポート
「あ、オレンジが運ばれてきます。あー、コロコロ転がってる、下に転がっていって…搾られています。作る工程も見られるんですね、おもしろい!」

注文から45秒で完成したのは、生搾りのオレンジジュースです。

果汁100%、1杯あたり4個のオレンジを使ったジュースが出てくる自販機です。



このほかにも、福岡を代表する有名店のとんこつラーメンを楽しめるものなど、かつてはなかった新型の自販機が次々と登場しています。



そんな中、福岡県内で「まさかの商品」が自動販売機で売られているという情報がー

取材班が訪れたのは志免町です。

情報を頼りに探してみるとー

◆記者リポート
「(歩いて)あそこに自動販売機と書いてあります。上には大きく『SUSHI』『寿司』と書かれています。こちら、すしを売っている自動販売機なんですね!」

なんと「すし」の自動販売機!?

一体、どのようにして売られているのでしょうか?



のぞいてみると、販売機の中には確かに「にぎりずし」が…。

エビやイカなどおいしそうなネタが並んでいます。

このほか「巻きずし」や「いなりずし」、「刺身の盛り合わせ」など、外に置かれている“自販機で売って大丈夫なの?”とちょっと心配になる生ものばかりが陳列されています。



実際に「にぎりずし」を購入してみるとー

◆記者リポート
「こちら出てきました。ひっくり返ることもなくすごくきれいです」

さまざまなネタの「にぎり寿司8貫」が入って、値段は1000円です。



気になるお味は?

◆記者リポート
「おいしいです。シャリが冷蔵されていたはずなのに、全く固まっていないんです。口の中でシャリがほどけていきます」

こんなに本格的な「にぎりずし」が、どうして自動販売機で売られるようになったのでしょうか?



この「すし」を提供しているのは、自動販売機の目の前にあるすし店「しめ寿し」です。

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「3年前くらいに、時間帯に関係なく、いろんな方に楽しんでほしいと思って、24時間いつでも買える“すし”を考えました」

コロナ禍で一度、店を閉めたことをきっかけに、「対面ではない販売方法」を思いついたといいます。

実際に作るところを見せてもらうとー

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「この昆布締めが、すし店ならではですね」

タイの昆布締めやマグロなど、新鮮なネタを素早く握っていきます。



見た目はどれもおいしそうな「すし」ですが、自動販売機で提供する「すし」には店内で出す「すし」にはない「ある工夫」が加えられているといいます。

それがー

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「冷気に強いシャリですね」

「特別な工夫」というのがオリジナルで開発した「冷蔵に強いシャリ」。

一般的に「すし作り」で使われるシャリは冷蔵されると固まりがちです。



しかし、元々、すしのデコレーションケーキを販売していた「しめ寿し」では、その際に開発したシャリを自動販売機のすしにも応用。

「冷蔵してもやわらかいシャリ」がおいしさのヒミツでした。

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「見た目では全然わかりません。中の水分量とか…それ以上は企業秘密です」



そんな工夫が詰まった「すし」が売られている自動販売機には、次々と商品を買い求めるお客さんの姿がー

◆購入客の女性
「海鮮巻きがおいしいです」

◆購入客の女性
「すごく安くて新鮮です。おいしいのでよく買います」

◆購入客の男性
「(店が)全部閉まっている時に、腹が減ったと思ったら、家がすぐそこなので、走って来て買うことできますから一番良いです」

◆購入客の女性
Q.よくいらっしゃいますか
「食事の用意したくない時に」
Qそういう時便利ですか
「便利は良いよ!」

24時間いつでも楽しめる自動販売機の「すし」は、職人のこだわりが詰まった味でした。
街のあらゆる場所に設置されている自動販売機は、のどが乾いて飲み物を買うときなど、私たちの暮らしに身近な存在です。

そんな自動販売機が、時代とともに驚きの進化を遂げています。
例えば、福岡空港国内線に設置されている自動販売機。

よく見てみると、中に大量のオレンジが入っています。

◆記者リポート
「あ、オレンジが運ばれてきます。あー、コロコロ転がってる、下に転がっていって…搾られています。作る工程も見られるんですね、おもしろい!」

注文から45秒で完成したのは、生搾りのオレンジジュースです。

果汁100%、1杯あたり4個のオレンジを使ったジュースが出てくる自販機です。
このほかにも、福岡を代表する有名店のとんこつラーメンを楽しめるものなど、かつてはなかった新型の自販機が次々と登場しています。
そんな中、福岡県内で「まさかの商品」が自動販売機で売られているという情報がー

取材班が訪れたのは志免町です。

情報を頼りに探してみるとー

◆記者リポート
「(歩いて)あそこに自動販売機と書いてあります。上には大きく『SUSHI』『寿司』と書かれています。こちら、すしを売っている自動販売機なんですね!」

なんと「すし」の自動販売機!?

一体、どのようにして売られているのでしょうか?
のぞいてみると、販売機の中には確かに「にぎりずし」が…。

エビやイカなどおいしそうなネタが並んでいます。

このほか「巻きずし」や「いなりずし」、「刺身の盛り合わせ」など、外に置かれている“自販機で売って大丈夫なの?”とちょっと心配になる生ものばかりが陳列されています。
実際に「にぎりずし」を購入してみるとー

◆記者リポート
「こちら出てきました。ひっくり返ることもなくすごくきれいです」

さまざまなネタの「にぎり寿司8貫」が入って、値段は1000円です。
気になるお味は?

◆記者リポート
「おいしいです。シャリが冷蔵されていたはずなのに、全く固まっていないんです。口の中でシャリがほどけていきます」

こんなに本格的な「にぎりずし」が、どうして自動販売機で売られるようになったのでしょうか?
この「すし」を提供しているのは、自動販売機の目の前にあるすし店「しめ寿し」です。

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「3年前くらいに、時間帯に関係なく、いろんな方に楽しんでほしいと思って、24時間いつでも買える“すし”を考えました」

コロナ禍で一度、店を閉めたことをきっかけに、「対面ではない販売方法」を思いついたといいます。

実際に作るところを見せてもらうとー

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「この昆布締めが、すし店ならではですね」

タイの昆布締めやマグロなど、新鮮なネタを素早く握っていきます。
見た目はどれもおいしそうな「すし」ですが、自動販売機で提供する「すし」には店内で出す「すし」にはない「ある工夫」が加えられているといいます。

それがー

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「冷気に強いシャリですね」

「特別な工夫」というのがオリジナルで開発した「冷蔵に強いシャリ」。

一般的に「すし作り」で使われるシャリは冷蔵されると固まりがちです。
しかし、元々、すしのデコレーションケーキを販売していた「しめ寿し」では、その際に開発したシャリを自動販売機のすしにも応用。

「冷蔵してもやわらかいシャリ」がおいしさのヒミツでした。

◆しめ寿し 佐々木博文 代表
「見た目では全然わかりません。中の水分量とか…それ以上は企業秘密です」
そんな工夫が詰まった「すし」が売られている自動販売機には、次々と商品を買い求めるお客さんの姿がー

◆購入客の女性
「海鮮巻きがおいしいです」

◆購入客の女性
「すごく安くて新鮮です。おいしいのでよく買います」

◆購入客の男性
「(店が)全部閉まっている時に、腹が減ったと思ったら、家がすぐそこなので、走って来て買うことできますから一番良いです」

◆購入客の女性
Q.よくいらっしゃいますか
「食事の用意したくない時に」
Qそういう時便利ですか
「便利は良いよ!」

24時間いつでも楽しめる自動販売機の「すし」は、職人のこだわりが詰まった味でした。

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