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全国唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」への指定 2012年の初指定以降13回目の延長 福岡

事件・事故

53分前

全国で唯一「特定危険指定暴力団」に指定されている「五代目 工藤会」(本部:北九州市小倉北区、代表:野村悟総裁)について、福岡県公安委員会は11日、暴力団対策法に基づく特定危険指定暴力団の指定を1年間延長することを決定しました。

2012年の初指定以降、延長は13回目で、指定の期間は12月27日から1年間です。
「特定危険指定暴力団」は、指定暴力団のうち、一般市民や企業への凶器を使った危険な不当要求行為(みかじめ料の要求など)を繰り返すおそれがある暴力団のことで、2012年の暴力団対策法改正を機に指定が始まりました。

指定されると、警戒区域内(工藤会の場合、北九州市、福岡市など)で構成員など組織の関係者がみかじめ料の要求など27の暴力的要求行為などをした場合、中止命令を経ずに逮捕できます。

また、不当要求を目的とした面会を求めたり、電話やメール、住居や会社周辺をうろついたりすることも禁止でき、事務所の使用を制限することもできます。

福岡県警によりますと、「五代目 工藤会」の構成員は約200人で、県内の指定暴力団では「道仁会」に次ぐ第2勢力となっています。

※福岡県内の指定暴力団と構成員数(構成員数は県内外含む、2024年12月末現在)
「五代目 工藤会」(北九州市) 約200人
「道仁会」(久留米市)約310人
「太州会」(田川市)約70人
「四代目 福博会」(福岡市) 約60人
「二代目 浪川会」(大牟田市)約140人

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