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公園の“すり鉢状遊具”で保護者2人けが 底から上がれなくなった子供を助けようと骨折も 遊具は使用中止に 福岡・北九州市

事件・事故

3時間前

福岡県北九州市の公園にある大型遊具で1月、子供の保護者が骨折などのけがをする事例が2件あったことが分かりました。

保護者の負傷が確認されたのは北九州市若松区の響灘緑地グリーンパーク内の「でこぼこ広場」にあるすり鉢状の遊具です。

市によりますと1月、県内の40代男性が底から上がれなくなった5歳の子供を助けようとして右足を骨折したほか、市内の30代の女性が同様に3歳から4歳の子供を助けようとして足首をひねるけがをしたということです。

遊具は深さ1.9メートル、直径9.6メートルあり、現在は使用を中止しています。

市では4月に完成した皿倉山の大型すべり台で、対象年齢外の大人のけがが相次ぎ、市内の公園遊具での同種の事例を調査する中で今回の2件が判明したということです。

当時、担当部局は現行のマニュアルに基づいて部局内で報告・対応を行っていましたが市全体での共有はできていませんでした。

市は皿倉山の事例と合わせて公園遊具の安全利用に向けた管理や予防保全のあり方を検討するとしています。

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