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住宅地の地価上昇率トップ5は全て「地下鉄沿線」1位は早良区次郎丸3丁目 人気の理由は“割安感と利便性” 地域間の格差が広がる傾向に

暮らし

1時間前

土地の取引の目安となる最新の「基準地価」が、15日発表されました。

福岡県内で価格が上昇したエリアには大きな特徴がありました。
今年7月1日時点の住宅地や商業地などの土地の価格「基準地価」。

福岡県内全体の地価は11年連続で上昇し、商業地は前の年から4パーセント、住宅地は2.1パーセント上昇しました。

県内の商業地で最も価格が高かったのは…。

◆記者リポート
「福岡市中央区天神1丁目です。こちらの地点が1平方メートルあたり918万円と、福岡県内で最も高い地価となりました」

福岡市の中心部、明治通り沿いの一等地の天神1丁目。

去年開業した「ワンビル」や天神ビッグバンの効果もあり10年連続でトップとなりました。

◆旭鑑定補償 不動産鑑定士 納富 久雄さん
「店舗の需要であったりとか、オフィスの賃料が緩やかながら上がっているような状況でございますので、またワンビルもできたことで地域の発展もみられる」
商業地で上昇率が最も高かったのは福岡市東区の箱崎1丁目で、2025年に比べて14%以上のアップ率に。

再開発が進む九大箱崎キャンパス跡地に近く、その期待感から土地の取引が過熱しています。
また、住宅地で最も価格が高かったのは福岡市中央区の地行3丁目で、1平方メートルあたり71万5000円。

「マークイズ福岡ももち」や「みずほペイペイドーム」のすぐそばという利便性が価格を押し上げ、去年に引き続きトップとなりました。

◆旭鑑定補償 不動産鑑定士 納富 久雄さん
「高級な分譲マンションの需要がある。文教地区としても非常に人気のエリア」

そして、住宅地で最も上昇率が高かったエリアが…。
◆記者リポート
「早良区次郎丸3丁目です。こちらは地下鉄の駅も近く、徒歩圏内にスーパーやドラッグストアなども多数あり、利便性の高さがうかがえます」

福岡市早良区の次郎丸3丁目は1平方メートルあたり23万7000円と、前の年と比べて10%以上上昇しました。

地元の人たちに次郎丸エリアの魅力を聞いてみると…。

◆地元の人
「すごい人は増えましたね。地下鉄とかすごい最初はガラガラだったけど、すごい人が乗るようになって」

◆地元の人
「地下鉄も近くて住みやすいかなと思います。もし土地を売らないといけないとかなったときはね、やっぱり高く売れるとありがたいなと」

福岡市中心部の地価が高騰する中、天神や博多に直結する地下鉄七隈線の利便性と、まだ残る割安感が住宅地としての人気を高めているといいます。
◆旭鑑定補償 不動産鑑定士 納富 久雄さん
「七隈線が延伸したことによって、七隈線沿線上の住宅地というのが非常に地価が高騰しております。マンション用地であったということと、七隈線沿線だったといったことの2個が重なったような状況」

福岡市は地下鉄七隈線の混雑緩和のため、2030年度から車両編成を現在の4両から6両に増やす方針で、さらに利便性が高まることが期待されています。
◆旭鑑定補償 不動産鑑定士 納富 久雄さん
「まだ上昇の余地はあるかなと思います。ただ、今まで通りの上昇というよりは緩やかになっていく」

専門家は今後の動きについて福岡県内の地価の上昇はしばらく続くものの、地域間での格差が広がるとみています。

◆旭鑑定補償 不動産鑑定士 納富 久雄さん
「需要が強い地域はまだ今後の伸び余地というのがあるかなと思いますけれども、そうした地域でないエリアというところにつきましては、地価が下落はしないまでも横ばいとかそういう形で推移していくエリアが多くなっていく」

建築費の高騰や住宅ローン金利の引き上げなどが影響し、福岡県全体の上昇率は2年連続で縮小していて、今後も同様の傾向が続くとみられています。

住宅地の「上昇率トップ5」に共通するのは


伸び方は緩やかになっているものの、今年も福岡の地価は上昇が続いているという状況です。

県内の住宅地の上昇率トップ5はすべて福岡市で、いずれも10%以上上昇しています。

■1位 早良区次郎丸3丁目
■2位 中央区梅光園2丁目
■3位 東区箱崎3丁目
■4位 中央区地行3丁目
■5位 中央区地行3丁目
(4位と5位は同じ3丁目で番地が異なる)

そしてこのトップ5の共通点は全て地下鉄沿線です。

上昇率が鈍る中でも地下鉄沿線伸び方は顕著で、今後はさらに人気エリアとの二極化が進むとの見方もあります。

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