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飲酒運転経験者が語る「運転するときはお酒入っていました、何十年間も」 3歳児死亡飲酒事故から“1週間” なぜ後を絶たない同様の事故 福岡

事件・事故

1時間前

福岡市で、3歳の男の子が死亡した飲酒事故から、27日で1週間となりました。

なぜ飲酒運転を辞められないのか、経験者から話を聞きました。

カメラに向かって笑顔でポーズを決める男の子。

3歳の大山晴瑠ちゃんです。
◆記者リポート(28日)
「事故から1週間以上がたったきょう、現場近くには花やお菓子、おもちゃなどが供えられています」
9月20日、福岡市西区で黒い軽自動車が走行中のオートバイ3台に次々と追突し、事故のはずみで追突されたバイクのうち1台が晴瑠ちゃんに衝突しました。

この事故で、晴瑠ちゃんが搬送先の病院で死亡したほか、晴瑠ちゃんの両親など5人がけがをしています。
この事故を起こし危険運転致死傷の疑いで送検されたのは、大神正治容疑者(68)です。

◆西警察署 交通課 城戸善宗 課長
「状況を聞いて、状況だけでも逮捕を検討していたところ、酒を飲んでいると、『は?』と」

大神容疑者の呼気からは危険運転の基準値を大きく上回る1リットルあたり0.99mgのアルコールが検出されました。
◆記者リポート(23日)
「捜査員がいま被疑者を車に乗せていきます」

事故の3日後、警察は大神容疑者の事故の前の飲酒の状況などを調べるため、容疑者立ち会いのもと自宅を家宅捜索しました。

大神容疑者は警察の調べに「前日の夜から当日朝にかけて自宅でワインや焼酎を飲んだ」「買い物に行くため車に乗った」などと話しているということです。

なぜ、「飲んでも乗る」人が後を絶たないのか。
事故から1週間がたった27日、北九州市小倉南区では「福岡県断酒連合会」の会合が開かれていました。
参加者たちは、経験を語りあうことで、「酒を飲まない」誓いを新たにしています。

この日のテーマは「飲んで乗っていた頃」でした。

◆参加者
「ほとんどね、運転するときはお酒入ってました。何十年間もね」

参加者のほとんどが飲酒運転の経験があり、中には事故を起こしたことがあるという人も。

◆参加者(飲酒運転で事故を経験)
「今も事故が起こると、その度に『自分は愚かなことをしたな』と思ってます]

◆参加者(飲酒運転で事故を経験)
「(事故を起こして捕まったら)運が悪かったって。今度は捕まった道からは帰らないで違う道を帰ろうと、そんなことしか考えない」

多くの人が悔いていたのが「自分は大丈夫だろう」といった軽率な気持ち。

それが取り返しのつかない悲劇を引き起こします。
今回の事故で亡くなった晴瑠ちゃんの両親は、やり場のない気持ちを抱えながら生きています。

◆大山晴瑠ちゃんの父親
「この気持ちをどこに持って行けば、というのが分からないです。事故現場の方に取り残されていやしないかと一度立ち寄りもしまして、私と妻で現場近くにいって声かけもしてきました。ついてくる子であったので必ずついてきてくれている。今はここに帰ってきてくれてるかなと思っております」

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