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“匿名で攻撃的投稿” 林県議への問責 2つの「決議案」で足並み揃わず 自民県連新会長の古賀氏も言及「事実であれば言語道断」 福岡県議会

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暮らし

3時間前

福岡県議会の金銭授受疑惑などで揺れる自民党福岡県連が、新しい会長に衆議院の古賀篤議員を選出しました。

一方、匿名アカウントで攻撃的な投稿をしていた林県議への問責の動きは、各会派の足並みが揃っていません。
27日、福岡市内のホテルに集まったのは、自民党の国会議員や県議会議員などです。

そこで開催の総務会で報告されたのは…。

◆自民党福岡県連 松本国寛 前会長
「私自身が県議会議員という立場で県議会をガバナンスを働かせていくことはなかなか難しいということで、県連会長を辞任させていただくということを了承していただいた」

金銭授受疑惑など県議会での一連の問題を受け、自民党本部が求めていた県連の体制の刷新です。
新しい会長に就任したのは、衆議院福岡3区選出、当選6回の古賀篤議員です。

◆新県連会長に選出 古賀篤 衆院議員
「我々一丸となってやらないと信頼回復にはつながらないと。そういう危機感で(新会長に)推していただいたと理解しているので、その期待に応えられるようにしっかり取り組んでいきたい」

先日、県議を辞職した蔵内さんが2015年に会長に就任して以降、県連は県議中心の体制となっていました。

それが11年ぶりに、国会議員の会長に加え、幹事長に福岡市議、総務会長に北九州市議が就く体制に一新し、自民党の危機とも言える状況を乗り越えていくことになります。
ですが、さっそく頭の痛い問題が…。

<24日 記者団の取材に応じる林県議>
Q.匿名アカウントの方が非常に強いコメントを(できる)
◆自民党県議団 林泰輔 議員
「影響が小さいのでね。そっちの(匿名)アカウントは本人にストレートに伝わるかなと」

林泰輔県議が匿名のアカウントを使い、SNSで誹謗中傷ともとれる投稿を繰り返していた問題です。
古賀新会長も…。

◆自民党福岡県連 古賀篤 新会長
「報道が事実であれば言語道断の行動であると受け止めている。その上で県議会でも、しかるべき対応をとられると聞いているので、それを待ちたい」

自民党の若手県議も、この問題にどう対応すべきか協議していました。

◆自民党県議団(2期目) 大田満 議員
「会派としては、しっかり厳しい処分をするべきだということは、私個人は思う」
しかし、林県議への問責決議案を巡っては、ちょっとおかしな状況になっています。

25日の朝、吉松県議が問責決議案を提出。

しかし自民党が28日、改めて問責決議案を提出し、主要4会派に賛同を呼びかけたんです。

◆自民党県議団 渡辺勝将 会長
「議会としてこういうことに、どう対応するのかを、しっかりと示すべきじゃないかと」
今後、2つの「問責決議案」をどう扱うのかが協議されることになりますが、ほかの会派からは冷めた声が聞かれます。

◆新政会 椛島徳博 会長
「我々としては淡々とルールと手続きに従って、吉松議員からの問責決議案を協議して上程していただく。それだけでいいのではないか」

混迷が深まる福岡県議会。

果たして、足並みを揃えることはできるのでしょうか?
県民の信頼を取り戻すために改革を進めるはずだった9月県議会は、林議員の問題がクローズアップされて、さらに混沌としてきました。

まず、林県議が匿名アカウントで吉松県議を揶揄するような投稿していたことを報道陣の前で認めたのが、9月24日でした。

その翌25日、攻撃を受けた側の吉松県議が林県議に対する問責決議案を提出しました。

週が明けて28日、今度は、林県議が所属する自民党県議団が問責決議案の素案を示しました。

なぜ同じ内容の決議案が出てきたのか。

その背景は、このまま行くと、林県議と一緒に批判の対象となる自民党県議団が自分たちも林県議の責任を問う姿勢をはっきりと示して批判をかわそうという狙いもあるとみられています。

今回の9月議会は議会の自浄作用を示し、抜本的な改革が進められるべきですが、またしても「内輪の論理」が透けて見える形となっています。

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