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予定)9年前に北九州市で起きた6人死亡火「アパート放火殺人」で無罪主張をしていた井上被告に新たな”証拠”が明らかに 福岡

事件・事故

暮らし

6時間前

北九州市のアパートが放火され6人が死亡した事件の裁判です。

無罪を主張する被告への被告人質問で、検察側が新たな証拠を示しました。
◆弁護士
「平成29年5月7日の記憶は?」

◆井上被告
「何も記憶がありません」

◆弁護士
「中村荘に行っていないと言い切れる理由は?」

◆井上被告
「行く用事がないからです」

殺人などの罪に問われている井上浩二被告。

5日、法廷で改めて事件への関与を否定しました。
2017年5月、北九州市小倉北区清水の2階建てアパート・中村荘を全焼する火災が発生。

当時建物内にいた14人の住人のうち6人が犠牲になりました。
出火原因の特定は難航しますが、7年がたった2024年ー

◆福岡県警 捜査一課 橋本浩輔 課長(当時)
「一日たりともこの事件を忘れたことないですね。被疑者の逮捕を諦めたことも一度もありません」

警察が放火などの疑いで逮捕に踏み切ったのが中村荘の元住人、井上浩二被告でした。

10月開かれた初公判で「私は関係ありません」と起訴内容を否認した井上被告。

弁護側は、火災の原因は放火以外の可能性があることを指摘したうえで、「放火する動機も存在しない」などと無罪を主張しています。
いっぽう検察側は、井上被告が中村荘の入居時に他の居住者に対して管理会社への不満を挙げて「火をつけようか」などと話していたことや、犯行に使われた物と矛盾しないガストーチが井上被告の自宅から押収されたことなどを指摘。

これまでの裁判では、捜査を担当した警察官や当時の中村荘の住人など約30人の証人が出廷し、審理が進められてきました。

審理の行方が注目されるなか5日の裁判では検察が新たな供述証拠を明らかにしました。

井上被告は逮捕後の検察による取り調べで、「事件当日中村荘付近に立ち寄ってたばこを吸った」などと供述していた、という内容です。

弁護側はこれまで「井上被告は事件当日に中村荘周辺に立ち寄っていない」と主張していました。
その点について、井上被告はー

◆弁護士
「火災が起きた日に中村荘の近くでたばこを吸った、この行動を取った記憶は?」

◆井上被告
「なかったです」

◆弁護士
「記憶がなかったのにサインをしたのか?」

◆井上
「そうです」

火災が起きた日に中村荘周辺に立ち寄った記憶はないと改めて主張しました。
さらにー

◆弁護士
「中村荘に住んでいた時期は1ヶ月くらい?」

◆井上「はい」

◆弁護士
「引っ越したあと中村荘を訪れたことは?」

◆井上
「いや、ないです。行く用事が無いからです」

すでに退去していた中村荘を訪れる理由がないことや、入居時も住民との間にトラブルはなかったと説明し放火の動機も否定しました。

被告人質問は6日も行われる予定です。

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