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福岡・太宰府主婦暴行死事件 山本美幸受刑者(43)が死亡 服役中に体調悪化

暮らし

2022/11/10 10:30

2019年に福岡県太宰府市で起きた主婦暴行死事件で、傷害致死などの罪で服役中だった女が、今年夏ごろ、体調の悪化で死亡していたことが分かりました。

死亡したのは、傷害致死などの罪で懲役22年の判決が確定し、佐賀県の麓刑務所に服役中だった山本美幸受刑者です。

43歳でした。

福岡高裁の確定判決によりますと、山本受刑者と、同居していた岸颯受刑者(27)は2019年10月、太宰府市のアパートなどに佐賀県の主婦・高畑瑠美さん(当時36)を監禁して木刀で殴るなどの暴行を繰り返し、外傷性ショックで死亡させました。

この事件をめぐっては、佐賀県警鳥栖警察署が事件前に瑠美さんの家族から何度も相談を受けていたものの捜査に乗り出さなかった対応を、テレビ西日本がニュースやドキュメンタリー番組を通して問いただしてきました。

これに対し佐賀県警は、署で相談を受けた場合の報告書の書き方などを見直すとした一方、「当時の対応に問題はなかった」と結論づけています。

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