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【一問一答】涙浮かべる場面も…ホークス中村晃選手が引退表明「家族に相談せず自分で決断」直後に伝えた2選手の名前 福岡

ホークス

1時間前

プロ野球福岡ソフトバンクホークスの中村晃選手(36)は3日午前、福岡市で会見に臨み、今シーズン限りで引退することを発表しました。

会見の冒頭、中村選手は次のように、述べました。

「みなさん、今日は早い時間にご集まりいただきありがとうございます。私、中村晃は19年間のプロ野球選手生活を終える決断をしました。本当にたくさんの方々に支えられて、ここまで歩んでこられたと思ってます。ここにいるメディアの方々もそうですし、もちろんファンの方々、そして何より家族の支え、チームメイトの支え、たくさんの支えがあってここまで来られたと思ってます。本当に19年間、僕自身を支えていただきまして、本当にありがとうございました。これからも、選手生活は終わりますけど野球人生はまだまだこれから続いていくと思っていますので、また新たなステージに向かって歩んでいけたらなと思っています。今日は本当にありがとうございます」

「シーズン終了まで選手生活を全う」
その後、会見での一問一答は以下の通りです。

ーー19年間本当にお疲れさまでした。今、引退を決めてどんな気持ちですか。

中村選手:
そうですね、発表することができて少しすっきりしている部分もありますし、まだシーズンは残っているので気は抜けないなという思いです。

ーー残りのシーズンに関しては、どう考えていますか。

中村選手:
通常どおりシーズン終了まで選手生活をしっかり全うしたいと思っています。今は2軍にいますけれども、結果を残して、状態が上がって1軍に呼んでもらえるように若い選手たちと一緒に汗を流していけたらなと思ってます。

ーー引退試合などの予定はありますか。

中村選手:
まだ何も決まっていませんが、球団からはそういう試合もやっていただけるというような話もありましたので、いつかは分からないですけど、しっかりとファンの方々にごあいさつできればと思っています。

「決めたのは6月4日」

ーー引退を決めたのはいつごろですか。

中村選手:
決めたのは6月4日のドラゴンズ戦の試合後ですね。その日に選手生活を終わろうという決断を自分の中ではしました。

ーーどういう経緯で6月4日に決心したんですか。

中村選手:
今年ずっと代打という仕事を任されてやってきて結果が出せなければ引退ということも考えないといけないと思っていました。自分の中で交流戦ぐらいをめどに、結果が出れば続けますし、結果が出せなければそういう判断をしようかなと思っていたので、6月4日に決めたという感じですね。

ーー何かその日にあったわけではなく、考えがまとまったのが6月4日ということですか。

中村選手:
そうですね。それまでも監督とも話すこともありましたし自分の中でしっかり決断したという感じです。

家族には「今シーズンで選手を終わろうと…」
ーーその決断を監督にはどのタイミングで話しましたか。

中村選手:
6月8日月曜日、福岡での休日に監督がドームに来られるということだったので、私も行って「お話できる時間もらえますか」と言って、その日に伝えました。

ーーどういう言葉を伝えて、どういう言葉が返ってきましたか。

中村選手:
自分としては「もうしっかりやりきった」「お腹いっぱいやりました」と伝えて、監督からも了承をいただいたという感じですね。

ーー家族にはどういった形で、どういうタイミングで伝えましたか。

中村選手:
家族には伝えたのは6月。遠征中の横浜でちょうど家族も来ていたのでそのときに話をしました。

ーーどういうふうに伝えましたか。

中村選手:
いつもなら何でも相談してきたんですけども、ずっと自分が長くやってきた野球だったので、そこは誰にも相談することなく自分の決断をしたいと思っていたので、突然ではあったんですけど「今シーズンで選手を終わろうと思います」と伝えました。

涙浮かべ「家族には感謝の気持ちでいっぱい」

ーーそれに対して家族は何と。

中村選手:
最初は、受け入れてもらえないということはないですが、信じられないような感じだったと思いますし「でも決めたことなんでしょ」と言われました。

ーー家族になってから印象に残ってるエピソードはありますか。

中村選手:
去年もおととしも優勝することができましたし、子供も生まれまして、すごく僕自身を支えていつも応援してくれていましたし、本当に申し訳ないなという気持ちもありました。結果が出なくてもいつも家に帰ったときは明るく接してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。

ーー感謝の気持ちと「申し訳ない」という言葉がありましたが、そこに込められた思いはどのようなものですか。

中村選手:
もう少し長く現役を続けたい気持ちはもちろんありましたし、でも結果がすべての世界なので、最後は自分でしっかり身を引きたいなと思ったので、そこを勝手に決断したのは少し申し訳なかったなと思います。

「人に恵まれたプロ野球人生」
ーー振り返ってどんな19年間でしたか。

中村選手:
本当にあっという間だったなという19年間でした。でもたくさんの人に出会って、私自身も人間としてすごく成長させてもらいましたし、本当に人に恵まれたプロ野球選手人生だったと思ってます。

ーー バッター中村晃選手としてはどういうふうに振り返りますか。

中村選手:
2000本というのを目標にして入ってきましたし、その点では悔しさももちろんありますが、19年間やってきたことを振り返って後悔はないのかなと。自分の中ではやり切って終われたのかなと思ってます。

ーー帝京高校の4番からプロ野球生活の中で存在感を発揮してきました。

中村選手:
そうですね、本当に一生懸命やってきてよかったなと素直に今は思ってます。

ーーどんな思いでそこまで一生懸命やってきましたか。

中村選手:
いろんな方に出会って常に力をもらいながら、叱られたこともたくさんありますし、背中を押してもらったこともたくさんありました。自分だけの力では到底、ここまで来ることはできなかったので、本当に携わってきてくれたすべての人に感謝したいと思ってます。

ーー守備でもゴールデングラブ賞を4回取りました。

中村選手:
決して自信がある方ではなかったですが、外野手を一から教えていただいたコーチの方々だったりファーストに行っても、結局ファーストに行ってゴールデングラブを4回取らせてもらったんですけども、そこまで自信があるほうではなかったですが、一生懸命取り組んできて結果として出たっていうのは良かったと思ってます。

ーーもっとも印象に残っている試合、プレーを教えてください。

中村選手:
すみません、ちょっとこれというのがあんまりないんですけどね。自分のプレーというよりは、優勝した瞬間にグラウンドに立っていられたときというのが本当に最高の瞬間だったと思います。

ーーいつの優勝が印象的でしたか。

中村選手:
やはり最初ですね。レギュラーとして出られるようになって最初に優勝したとき、2014年の松田さんが最後にサヨナラヒット打って優勝したときが、劇的というのもあってすごく印象に残っています。

「一緒になって戦ってくれるファン」
ーーホークス一筋の19年間、ホークスという球団のファンについてはいかがですか。

中村選手:
本当にホークスファンの方々は熱いですし、優しいですし、一緒になって戦ってくれるファンの方々だと思っています。僕自身もすごく応援していただきましたし、背中をたくさん押してもらいました。何度も言いますけど、感謝しかないという思いですね。

ーー病気や故障があったときもファームに足を運んで一生懸命応援している姿も印象的でした。故障や病気をどう乗り越えましたか。

中村選手:
幸い大きなけがは少なかったのかなと思うので、そこは良かったなと思います。2019年に自律神経をちょっとやってしまって、その時は野球が続けられないかなと自分でも思いましたし、それから体調管理にもより気をつけるようになりましたし、結果的にはそういうことがあって逆に良かったのかなと。自分を見つめ直すいいきっかけになった時でもあったのかなと、今は思ってます。

ーー当時、公表することはとても珍しかったと思います。どういう思いでしたか。

中村選手:
隠すことではないと思ったので、けがもしてないのに試合に出ていないのはなんでだろうというファンの方々も「どうしたんだろう」という思いがあると考え、公表してもいいかなと思いました。

チームメイトには「本当にありがとう」

ーー同じ悩みを抱えている方やファンからメッセージが届いたんではないですか。

中村選手:
本当に難しい病気だと思うので何とも言えないんですが、自分のペースでやれることを1つずつやっていって私は改善したと思うので、やれることを少しずつやるというのがいいのかなと思ってます。

ーーともに戦ってきたチームメイトにはどんな思いですか。

中村選手:
先輩も後輩も同級生もたくさんのチームメイトに恵まれてたくさん優勝できましたし「本当にありがとう」と言いたいです。

ーー今回の引退を選手にも伝えましたか。

中村選手:
決めた時点で、登録抹消されるときに柳田さんと(今宮)健太には伝えました。

「まだまだホークスの力になりたい」
ーーどんな反応でしたか。

中村選手:
びっくりはしてました。でもずっと一緒に戦ってきた2人なので、そこは特別に思いがありましたので、一番先に伝えたいなという思いはありました。

ーー来シーズン以降はどのように考えていますか。

中村選手:
はっきりしたことは分かりませんが、 これからもホークスは3連覇、4連覇、5連覇と続いていかないといけないチームだと思いますし、そこを違う角度から達成できるような、選手をサポートするようなところに行ってまた頑張りたいなというイメージを少し持ってます。

ーーどういう立場かというのはこれからですか。

中村選手:
そうですね。

ーー応援してくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします。

中村選手:
まだシーズンは残っていますが、本当に19年間という長い間応援していただいて、背中を押していただいてありがとうございました。まだまだホークスの力になりたいと思ってるのでこれからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

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