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北九州市の“ド派手“衣装 NYの次はパリへ きっかけはダウン症の19歳モデル 「障害があっても夢を」

暮らし

2024/02/20 18:15

あきらめかけたその時、大きなチャンスが舞い込んできたそうです。

19歳のモデルと北九州市のド派手衣装が『パリコレ』に挑戦です。



去年9月、アメリカで行われた「ニューヨークファッションウィーク」。

ランウェイを彩ったのは、北九州市で成人式の“ド派手衣装”を手がけるレンタル衣装店「みやび」です。

◆みやび 池田雅さん
「みなさんが賞賛してくださって、『コングラッチュレーション!』とすごく言われて、夢の中にいるようです。これからいろいろな事が起こりそうな予感」

みやびさんの予感は的中します。

なんと、世界最高峰のファッションの祭典「パリコレ」に3月、初めて参加することになったのです。



そのきっかけとなったのが、ダウン症のファッションモデル・齋藤菜桜さん(19)です。

菜桜さんは生まれてすぐに「ダウン症」と診断され、合併症にも苦しみながら、これまで40回以上の手術を乗り越えてきました。

◆菜桜さんの母・由美さん
「大きな夢を持とうと、障害があっても夢を叶えることができるということを、みなさんに伝えていけたら」

5年前から本格的にモデルを始め、夢は「海外のランウェイ」を歩くこと。

ただ、夢を追うには旅費やレッスンなど費用もかかるため、あきらめかけていた矢先、今回、出演依頼が舞い込んできたそうです。

◆菜桜さんの母・由美さん
「正月明けの番組でみやびさんの放送を見て、ドレスはみなさんパリコレで着るので、日本といったら着物。着物といったらということで(みやびさんと)つないでもらったんです」



15日、出発を前に、衣装合わせの現場を取材させてもらいました。

世界が注目する「ド派手衣装」を前に菜桜さんはー

◆菜桜さんの母・由美さん
「感動してます。これで歩くかと思ったら、すごいねー!」

◆みやび 池田雅さん
「(菜桜さんは)今驚いて固まってます。嬉しい?」

◆齋藤菜桜さん
「うん」

◆菜桜さんの母・由美さん
「みやびさん、すごすぎる」

菜桜さんがオーダーしたのは『自分らしいドレス』。

赤を基調とした反物に金の帯をあわせた、きらびやかなドレスが仕上がりました。

◆齋藤菜桜さん
「全部かわいい」

◆みやび 池田雅さん
「個性が生きるかわいいドレスが作りたいと思って、『なに!このフランス人形!』みたいなイメージ」



そして16日には、実際に衣装を着てパリコレのランウェイを想定した練習です。

これまでのショーでは、イメージどおりに歩けず、悔しい思いをしたことも…

1つ1つ課題を乗り越え、憧れのトップモデルと同じ舞台に立つ菜桜さんを、みやびさんは衣装で後押しします。

◆みやび 池田雅さん
「菜桜ちゃんが120点の笑顔でみなさんを幸せな気持ちにさせてあげられるようなステージになったらいいなと思います」

『誰だって大きな夢を持てる』

2人は2月下旬にフランスへ渡り、現地時間の3月2日、「パリコレ」の舞台に挑みます。
あきらめかけたその時、大きなチャンスが舞い込んできたそうです。

19歳のモデルと北九州市のド派手衣装が『パリコレ』に挑戦です。
去年9月、アメリカで行われた「ニューヨークファッションウィーク」。

ランウェイを彩ったのは、北九州市で成人式の“ド派手衣装”を手がけるレンタル衣装店「みやび」です。

◆みやび 池田雅さん
「みなさんが賞賛してくださって、『コングラッチュレーション!』とすごく言われて、夢の中にいるようです。これからいろいろな事が起こりそうな予感」

みやびさんの予感は的中します。

なんと、世界最高峰のファッションの祭典「パリコレ」に3月、初めて参加することになったのです。
そのきっかけとなったのが、ダウン症のファッションモデル・齋藤菜桜さん(19)です。

菜桜さんは生まれてすぐに「ダウン症」と診断され、合併症にも苦しみながら、これまで40回以上の手術を乗り越えてきました。

◆菜桜さんの母・由美さん
「大きな夢を持とうと、障害があっても夢を叶えることができるということを、みなさんに伝えていけたら」

5年前から本格的にモデルを始め、夢は「海外のランウェイ」を歩くこと。

ただ、夢を追うには旅費やレッスンなど費用もかかるため、あきらめかけていた矢先、今回、出演依頼が舞い込んできたそうです。

◆菜桜さんの母・由美さん
「正月明けの番組でみやびさんの放送を見て、ドレスはみなさんパリコレで着るので、日本といったら着物。着物といったらということで(みやびさんと)つないでもらったんです」
15日、出発を前に、衣装合わせの現場を取材させてもらいました。

世界が注目する「ド派手衣装」を前に菜桜さんはー

◆菜桜さんの母・由美さん
「感動してます。これで歩くかと思ったら、すごいねー!」

◆みやび 池田雅さん
「(菜桜さんは)今驚いて固まってます。嬉しい?」

◆齋藤菜桜さん
「うん」

◆菜桜さんの母・由美さん
「みやびさん、すごすぎる」

菜桜さんがオーダーしたのは『自分らしいドレス』。

赤を基調とした反物に金の帯をあわせた、きらびやかなドレスが仕上がりました。

◆齋藤菜桜さん
「全部かわいい」

◆みやび 池田雅さん
「個性が生きるかわいいドレスが作りたいと思って、『なに!このフランス人形!』みたいなイメージ」
そして16日には、実際に衣装を着てパリコレのランウェイを想定した練習です。

これまでのショーでは、イメージどおりに歩けず、悔しい思いをしたことも…

1つ1つ課題を乗り越え、憧れのトップモデルと同じ舞台に立つ菜桜さんを、みやびさんは衣装で後押しします。

◆みやび 池田雅さん
「菜桜ちゃんが120点の笑顔でみなさんを幸せな気持ちにさせてあげられるようなステージになったらいいなと思います」

『誰だって大きな夢を持てる』

2人は2月下旬にフランスへ渡り、現地時間の3月2日、「パリコレ」の舞台に挑みます。

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