小倉城庭園で表千家こども茶会　１５人の子供たちがお点前を披露「茶道を伝えていくことができたら本当にうれしい」

北九州市の小倉城の庭園で、千利休から続く茶道の流派「表千家」を学ぶ子供たちが、訪れた人たちにお点前を披露しました。
　
パンダの顔を模したかわいらしい和菓子に、甘みのある味わいが特徴の八女茶。

小倉城庭園で１日開かれたこども茶会には、千利休から続く茶道の流派、「表千家」の講座を受ける５歳から１４歳までの１５人の子供たちが参加ました。

４００年以上続く茶道の伝統を次の世代に繋げようと、「表千家こども茶会」は毎年この時期に開催されています。

和服に身を包んだ子供たちは、訪れた約１００人をお茶と和菓子でもてなし、日頃の稽古の成果を発揮していました。

茶道歴９年・岩永桜子さん（１４）
「だんだんやっぱり習う人も少なくなってきているので、茶道を伝えていくことができたら本当に嬉しいなと思います」

小倉城庭園は、「今後も古くから伝わる礼法を伝承する活動を続けていきたい」としています。