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異例の自民党総裁選が告示 福岡の地方票の行方は…“支援行脚”に投票用紙発送 過去最多の9人が立候補

政治・行政

2024/09/12 17:00

12日に告示された自民党総裁選、9人の候補者による異例の選挙がスタートしました。

福岡の有権者はこの状況をどう考えているのでしょうか。
9人もの候補者が並んだ自民党総裁選。

裏金問題による政治不信が尾を引く中での総裁選びですが、関心は高まってきているようです。

Q.自民党総裁を選ぶなら?

◆街の人
「私は林さんです。一番まともかな」

◆街の人
「石破さん、曖昧にされないところがいいと思う」

◆街の人
「高市さん、安倍政権の政策を継いでいる」

◆街の人
「(上川さんは)外交面でも色々と活躍している。英語もうまいし」

◆街の人
「進次郎さんに顔が似ていると言われるので、小泉進次郎さん。(小泉さんが総理になったら)みんなから総理というあだ名がつくらしくてヤバいなと。」
福岡では自民党の党員たちに向けた投票用紙の発送も。

今回の総裁選は9人の乱戦となったため、まずは上位2人による決選投票に残ることが重要になります。

そのためにもカギを握るのが地方票の獲得です。
◆小林鷹之 前経済安全保障担当大臣
「私の名前、コバホークということで、声をかけていただくことが多くなりました」

8月31日に福岡市天神で演説に立ったのは、小林鷹之前経済安全保障担当大臣です。

これまでの知名度はあまり高くありませんが、一番乗りで49歳の若さをアピールしました。
12日朝、自民党福岡県連の事務所には自民党栃木県連の関係者が訪れました。

栃木県連は茂木敏充幹事長を推していて全国に支援呼びかけの行脚を行っているといいます。

◆自民党栃木県連 池田忠 広報本部長
「地方票を得ることによって、党内の国会議員に選ばれる。直接訴えさせてお願いすることが、茂木幹事長の人柄・政策をを理解していただける」
◆記者リポート
「異例づくしの総裁選。福岡県連でも過去の自民党のイメージを払拭するチャンスになると話します」

◆自民党福岡県連 原口剣生会長
「新たな時代、自民党が新生自民党になる、いいチャンスかもしれません」
支持率が低迷してきた岸田政権から、新総裁のもと反転攻勢を目指す自民党。

福岡県連にはもう一つ狙いがあります。

それは衆議院福岡9区の候補者問題です。

候補者選考が膠着している現状を前進させることができると期待しています。

◆自民党福岡県連 原口剣生会長
「新しい内閣、新しい自民党の三役・五役の方とお会いして、どういう風にされますか。(候補者不在での)不戦敗はありませんよと」

党内でも様々な思惑が渦巻く中、9月27日の投票日に向けてさらに自民党総裁選への関心が高まっていくことになりそうです。

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