老人ホーム殺人事件　入所者の70歳男を死亡のまま書類送検　79歳男性を殺害し自殺か　北九州市

今年3月、福岡県北九州市の老人ホームで入所者2人が死亡した事件で、警察は79歳の男性を殺害し、その後自殺したとみられる70歳の男を容疑者死亡のまま殺人の疑いで書類送検しました。

この事件は今年3月に発生し、北九州市小倉南区徳力の養護老人ホームで、入所者の永川毅さん(当時79)と男(当時70)が死亡しているのが発見されました。

現場は永川さんの部屋で、2人には刃物による刺し傷などがあり、死亡の原因は、いずれも失血死でした。

警察は、現場の状況や防犯カメラ映像などから、70歳の男が就寝中の永川さんを殺害し、その後自殺したとみて12日、男を容疑者死亡のまま殺人の疑いで書類送検しました。

警察によりますと、2人の間にトラブルは確認されなかったということです。