「ひと目見たいという気持ちが抑えられませんでした」　“ストーカー行為”禁止命令を受けていたのに女子高校生を待ち伏せ　大学生の22歳男を逮捕　福岡県

ストーカー規制法に基づくつきまとい等の行為の禁止命令を受けていたにもかかわらず、好意を寄せていた女子高校生を福岡県内の駅で待ち伏せした疑いで、大学生の男が逮捕されました。

ストーカー行為規制法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県鞍手町の大学生・畑田一眞容疑者（22）です。

折尾警察署によりますと、畑田容疑者はストーカー規制法に基づくつきまとい等の行為の禁止命令を受けていたにもかかわらず、9月24日午前7時半ごろ、福岡県岡垣町のJR海老津駅の敷地内で女子高校生（17）を待ち伏せた疑いです。

女子高校生は去年から複数回にわたって「電車内で知らない男からカメラを向けられた」と警察に相談していて、警察は今年6月、畑田容疑者に禁止命令を出していました。

しかし、その後も女子高校生から「ストーカー被害が続いている」との相談があり、24日朝、JR海老津駅前で警戒していた警察官が畑田容疑者を現行犯で逮捕したということです。

畑田容疑者は「禁止命令をかけられていることはわかっていましたが、相手の女子高校生に会いたい、ひと目見たいという気持ちが抑えられませんでした」と容疑を認めています。