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その症状“隠れインフル”かも…放置して感染広げるおそれ 福岡は全国ワースト2位の感染状況 インフルエンザが急拡大

暮らし

2時間前

インフルエンザの流行シーズンに入り、福岡でも感染者が急増していますが、この時期に注意したい“隠れインフル”というケースもあるようです。

そのリスクを取材しました。



取材班が27日に訪れた福岡市中央区のクリニックで小学1年生の女の子が受けているのは、インフルエンザの検査です。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「1~2週間ぐらい前から急に増えてきた印象。高熱が出る方が非常に多い。あとは喉の痛みとか、体のだるさ。流行期が早くなっているので、例年以上に広がりを見せる恐れも」



検査を受けた女の子の結果は…。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「うっすら線が…A型のインフルエンザでしょうね」

◆保護者
「せきと発熱がきょうの朝から」

Q.熱は何度?
「38.7℃」

Q.何がきつい?
◆女の子
「足(関節)が痛かった」



厚生労働省が「全国的な流行シーズンに入った」と発表したインフルエンザ。

福岡県内の一医療機関当たりの患者数を見てみると10月末に「流行入り」の目安となる「1」を超え、最新の発表では「3.49」と前の週と比べて約1.8倍に急増しています。



福岡県のこの「3.49」という感染状況は、沖縄県に次いで全国ワースト2位の数字で、県内の学校では11月に入り、学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいます。

県の医師会は、12月中には注意報・警報レベルに流行が拡大する恐れがあると警戒を強めています。



インフルエンザが流行入りしたこの時期に、特に注意が必要だというのが“隠れインフルエンザ”だといいます。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「一見するとインフルエンザではないような症状が出て、自分がインフルエンザと分からないで過ごしていく」

通常のインフルエンザと比べ、熱も上がらず、激しいせきや鼻水に苦しむこともない症状を意味します。



その具体的な症状についてSNSにはこんな書き込みが…。

◆SNSより
「熱36.1だけど、私インフルエンザだからみんな気をつけて。熱ないから今日会社行こうとしたけど、全然身体が動いてくれなくて、倦怠感半端なくて、病院いったらインフルエンザ」

隠れインフルの場合、患者がただの風邪だと勘違いしてそのまま放置してしまうケースも多いといいます。

その一番のリスクが…。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「(インフル感染を)自覚しないで普通に行動する、会食に参加するとか、いろんな方と接することでインフルエンザを広めてしまう」

知らず知らずのうちに、自分がインフルエンザの感染源となってしまう恐れがあるのです。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「症状がひどくなくてもご自身がインフルエンザを含めた感染症かもしれないと自覚して、自身の体調管理はもちろん、他人にうつさないよう気を付けてほしい」

■リンゴ病が流行のおそれも



今年はほかにも、警戒しておきたい感染症があります。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「今、東京で伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病ですね。それが感染しているということがニュースになっていますので、遅れて福岡でも感染するということは十分あり得ますので注意が必要です」

この「リンゴ病」、18日の週の東京都では「警報レベル」に達しています。

せきや鼻水、発熱など風邪のような症状が出ますが、最も特徴的なのが名前の通り「頬がリンゴのように赤くなる症状」で、子供に多く見られる感染症です。

妊婦が感染すると最悪の場合、流産することもあるため、注意が必要です。

そして、このリンゴ病は大人になってから感染すると関節炎や頭痛の症状が出てくるケースもあるということです。

さまざまな感染症が流行しており、引き続き、手洗いやうがいなど感染対策を意識することが大切です。
インフルエンザの流行シーズンに入り、福岡でも感染者が急増していますが、この時期に注意したい“隠れインフル”というケースもあるようです。

そのリスクを取材しました。
取材班が27日に訪れた福岡市中央区のクリニックで小学1年生の女の子が受けているのは、インフルエンザの検査です。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「1~2週間ぐらい前から急に増えてきた印象。高熱が出る方が非常に多い。あとは喉の痛みとか、体のだるさ。流行期が早くなっているので、例年以上に広がりを見せる恐れも」
検査を受けた女の子の結果は…。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「うっすら線が…A型のインフルエンザでしょうね」

◆保護者
「せきと発熱がきょうの朝から」

Q.熱は何度?
「38.7℃」

Q.何がきつい?
◆女の子
「足(関節)が痛かった」
厚生労働省が「全国的な流行シーズンに入った」と発表したインフルエンザ。

福岡県内の一医療機関当たりの患者数を見てみると10月末に「流行入り」の目安となる「1」を超え、最新の発表では「3.49」と前の週と比べて約1.8倍に急増しています。
福岡県のこの「3.49」という感染状況は、沖縄県に次いで全国ワースト2位の数字で、県内の学校では11月に入り、学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいます。

県の医師会は、12月中には注意報・警報レベルに流行が拡大する恐れがあると警戒を強めています。
インフルエンザが流行入りしたこの時期に、特に注意が必要だというのが“隠れインフルエンザ”だといいます。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「一見するとインフルエンザではないような症状が出て、自分がインフルエンザと分からないで過ごしていく」

通常のインフルエンザと比べ、熱も上がらず、激しいせきや鼻水に苦しむこともない症状を意味します。
その具体的な症状についてSNSにはこんな書き込みが…。

◆SNSより
「熱36.1だけど、私インフルエンザだからみんな気をつけて。熱ないから今日会社行こうとしたけど、全然身体が動いてくれなくて、倦怠感半端なくて、病院いったらインフルエンザ」

隠れインフルの場合、患者がただの風邪だと勘違いしてそのまま放置してしまうケースも多いといいます。

その一番のリスクが…。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「(インフル感染を)自覚しないで普通に行動する、会食に参加するとか、いろんな方と接することでインフルエンザを広めてしまう」

知らず知らずのうちに、自分がインフルエンザの感染源となってしまう恐れがあるのです。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「症状がひどくなくてもご自身がインフルエンザを含めた感染症かもしれないと自覚して、自身の体調管理はもちろん、他人にうつさないよう気を付けてほしい」

■リンゴ病が流行のおそれも
今年はほかにも、警戒しておきたい感染症があります。

◆せがわクリニック 瀬川祐一院長
「今、東京で伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病ですね。それが感染しているということがニュースになっていますので、遅れて福岡でも感染するということは十分あり得ますので注意が必要です」

この「リンゴ病」、18日の週の東京都では「警報レベル」に達しています。

せきや鼻水、発熱など風邪のような症状が出ますが、最も特徴的なのが名前の通り「頬がリンゴのように赤くなる症状」で、子供に多く見られる感染症です。

妊婦が感染すると最悪の場合、流産することもあるため、注意が必要です。

そして、このリンゴ病は大人になってから感染すると関節炎や頭痛の症状が出てくるケースもあるということです。

さまざまな感染症が流行しており、引き続き、手洗いやうがいなど感染対策を意識することが大切です。

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