2024/12/10 17:00
日本初 福岡の私立学校で“オーガニック給食”のワケ 「体をつくる時期に安心して食べてほしい」 学校給食として初のJAS認証も取得
暮らし
2024/12/10 17:00
福岡の私立学校で有機食品を利用した「オーガニック給食」が提供されています。
日本初の取り組みを進めるワケを取材しました。
福岡県筑紫野市にある小中高一貫の私立学校「リンデンホールスクール」。
待ちに待った「給食の時間」です。
生徒たちはカフェテリアでランチを食べます。
メインディッシュは「白身魚のみぞれあん」。
3種の野菜が添えられまるでコース料理の一品のような盛り付けです。
そのお味は?
◆生徒
「おいしいいです。恵まれているなと思う」
◆生徒
「野菜がしっかりとれてうれしい」
「給食」らしくないメニューがなぜ提供されているのでしょうか?
メニューを監修しているのは、この学校の総料理長・杉本幸太さんです。
フランスの一つ星レストランで修業した経歴を持つ杉本さん。
子供たちの「食育」に力を入れるリンデンホールスクールの方針に共感し、2010年から「給食メニュー」の責任者を務めています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「子供たちが1番体をつくる時期に安心して食べてほしい」
「食べることは生きることー」
この学校では5年前、全国で先駆けて「オーガニック給食」を導入。
化学肥料を使わない有機栽培の米や野菜を使っています。
「有機野菜」は、生産量が少なく価格も高いことから、給食での提供を長期的に続けることは簡単なことではありません。
そんな中、リンデンでは地元の農家と提携することで年間を通して「オーガニック給食」を提供しています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「本来は、管理栄養士が献立を立ててから、通年で手に入る野菜を注文するが、有機野菜は化学肥料を使わないので、その時々の食材で献立を立てる。そういったやり方もうまくできるようになり実現できた」
この長期的な取り組みが認められ、今年8月、「JAS認証」を取得。
このJAS認証は本来、有機料理専門の飲食店が取得するもので、「学校給食」での認証は、全国で初めてのことです。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「給食に携わる以上、安心安全な給食を提供したい。せっかくみんなで作り上げてきたオーガニック給食なので継続したい」
このオーガニック給食は月額「1万円」。
福岡市の公立中学の給食費が5000円なので、ちょうど2倍です。
100%無農薬で有機野菜、1万円なら「子供のために…」と考える保護者も多いかもしれません。
また「食育」の一環で、この学校では児童や生徒が食べ残した野菜と果物を堆肥として利用しています。
そして自分たちで有機野菜を育てて収穫する、それを給食として自分たちで食べる、というサイクルが出来上がっているそうです。
日本初の取り組みを進めるワケを取材しました。
福岡県筑紫野市にある小中高一貫の私立学校「リンデンホールスクール」。
待ちに待った「給食の時間」です。
生徒たちはカフェテリアでランチを食べます。
メインディッシュは「白身魚のみぞれあん」。
3種の野菜が添えられまるでコース料理の一品のような盛り付けです。
そのお味は?
◆生徒
「おいしいいです。恵まれているなと思う」
◆生徒
「野菜がしっかりとれてうれしい」
「給食」らしくないメニューがなぜ提供されているのでしょうか?
メニューを監修しているのは、この学校の総料理長・杉本幸太さんです。
フランスの一つ星レストランで修業した経歴を持つ杉本さん。
子供たちの「食育」に力を入れるリンデンホールスクールの方針に共感し、2010年から「給食メニュー」の責任者を務めています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「子供たちが1番体をつくる時期に安心して食べてほしい」
「食べることは生きることー」
この学校では5年前、全国で先駆けて「オーガニック給食」を導入。
化学肥料を使わない有機栽培の米や野菜を使っています。
「有機野菜」は、生産量が少なく価格も高いことから、給食での提供を長期的に続けることは簡単なことではありません。
そんな中、リンデンでは地元の農家と提携することで年間を通して「オーガニック給食」を提供しています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「本来は、管理栄養士が献立を立ててから、通年で手に入る野菜を注文するが、有機野菜は化学肥料を使わないので、その時々の食材で献立を立てる。そういったやり方もうまくできるようになり実現できた」
この長期的な取り組みが認められ、今年8月、「JAS認証」を取得。
このJAS認証は本来、有機料理専門の飲食店が取得するもので、「学校給食」での認証は、全国で初めてのことです。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「給食に携わる以上、安心安全な給食を提供したい。せっかくみんなで作り上げてきたオーガニック給食なので継続したい」
このオーガニック給食は月額「1万円」。
福岡市の公立中学の給食費が5000円なので、ちょうど2倍です。
100%無農薬で有機野菜、1万円なら「子供のために…」と考える保護者も多いかもしれません。
また「食育」の一環で、この学校では児童や生徒が食べ残した野菜と果物を堆肥として利用しています。
そして自分たちで有機野菜を育てて収穫する、それを給食として自分たちで食べる、というサイクルが出来上がっているそうです。
福岡の私立学校で有機食品を利用した「オーガニック給食」が提供されています。
日本初の取り組みを進めるワケを取材しました。
日本初の取り組みを進めるワケを取材しました。
福岡県筑紫野市にある小中高一貫の私立学校「リンデンホールスクール」。
待ちに待った「給食の時間」です。
生徒たちはカフェテリアでランチを食べます。
待ちに待った「給食の時間」です。
生徒たちはカフェテリアでランチを食べます。
メインディッシュは「白身魚のみぞれあん」。
3種の野菜が添えられまるでコース料理の一品のような盛り付けです。
そのお味は?
◆生徒
「おいしいいです。恵まれているなと思う」
◆生徒
「野菜がしっかりとれてうれしい」
3種の野菜が添えられまるでコース料理の一品のような盛り付けです。
そのお味は?
◆生徒
「おいしいいです。恵まれているなと思う」
◆生徒
「野菜がしっかりとれてうれしい」
「給食」らしくないメニューがなぜ提供されているのでしょうか?
メニューを監修しているのは、この学校の総料理長・杉本幸太さんです。
フランスの一つ星レストランで修業した経歴を持つ杉本さん。
子供たちの「食育」に力を入れるリンデンホールスクールの方針に共感し、2010年から「給食メニュー」の責任者を務めています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「子供たちが1番体をつくる時期に安心して食べてほしい」
メニューを監修しているのは、この学校の総料理長・杉本幸太さんです。
フランスの一つ星レストランで修業した経歴を持つ杉本さん。
子供たちの「食育」に力を入れるリンデンホールスクールの方針に共感し、2010年から「給食メニュー」の責任者を務めています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「子供たちが1番体をつくる時期に安心して食べてほしい」
「食べることは生きることー」
この学校では5年前、全国で先駆けて「オーガニック給食」を導入。
化学肥料を使わない有機栽培の米や野菜を使っています。
「有機野菜」は、生産量が少なく価格も高いことから、給食での提供を長期的に続けることは簡単なことではありません。
そんな中、リンデンでは地元の農家と提携することで年間を通して「オーガニック給食」を提供しています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「本来は、管理栄養士が献立を立ててから、通年で手に入る野菜を注文するが、有機野菜は化学肥料を使わないので、その時々の食材で献立を立てる。そういったやり方もうまくできるようになり実現できた」
この学校では5年前、全国で先駆けて「オーガニック給食」を導入。
化学肥料を使わない有機栽培の米や野菜を使っています。
「有機野菜」は、生産量が少なく価格も高いことから、給食での提供を長期的に続けることは簡単なことではありません。
そんな中、リンデンでは地元の農家と提携することで年間を通して「オーガニック給食」を提供しています。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「本来は、管理栄養士が献立を立ててから、通年で手に入る野菜を注文するが、有機野菜は化学肥料を使わないので、その時々の食材で献立を立てる。そういったやり方もうまくできるようになり実現できた」
この長期的な取り組みが認められ、今年8月、「JAS認証」を取得。
このJAS認証は本来、有機料理専門の飲食店が取得するもので、「学校給食」での認証は、全国で初めてのことです。
このJAS認証は本来、有機料理専門の飲食店が取得するもので、「学校給食」での認証は、全国で初めてのことです。
◆リンデンホールスクール 杉本幸太総料理長
「給食に携わる以上、安心安全な給食を提供したい。せっかくみんなで作り上げてきたオーガニック給食なので継続したい」
「給食に携わる以上、安心安全な給食を提供したい。せっかくみんなで作り上げてきたオーガニック給食なので継続したい」
このオーガニック給食は月額「1万円」。
福岡市の公立中学の給食費が5000円なので、ちょうど2倍です。
100%無農薬で有機野菜、1万円なら「子供のために…」と考える保護者も多いかもしれません。
また「食育」の一環で、この学校では児童や生徒が食べ残した野菜と果物を堆肥として利用しています。
そして自分たちで有機野菜を育てて収穫する、それを給食として自分たちで食べる、というサイクルが出来上がっているそうです。
福岡市の公立中学の給食費が5000円なので、ちょうど2倍です。
100%無農薬で有機野菜、1万円なら「子供のために…」と考える保護者も多いかもしれません。
また「食育」の一環で、この学校では児童や生徒が食べ残した野菜と果物を堆肥として利用しています。
そして自分たちで有機野菜を育てて収穫する、それを給食として自分たちで食べる、というサイクルが出来上がっているそうです。
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