福岡県内の高校生に自転車ヘルメット3000個贈呈　4月から全県立高校で着用義務化　“未着用”の致死率は“着用”の約4倍

自転車で通学する際のヘルメット着用を呼びかけようと、福岡県内の高校生にヘルメット3000個が贈呈されました。

福岡県警本部で開かれた自転車用ヘルメットの贈呈式には、県内の高校生が出席しました。



今年4月から全ての県立高校で自転車通学の際のヘルメット着用が義務化されますが、県内の高校生の着用率はわずか8.1%。

このため着用率を上げてもらおうと、ヘルメットメーカーの「オージーケーカブト」が3000個を贈呈したということです。

警察によりますと、自転車事故で死亡した人の約5割が頭に致命傷を負っていて、ヘルメットを着用していない人の致死率は、着用している場合と比べて約4倍に高まるということです。

警察は、積極的な着用を呼びかけています。