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ふるさと納税の返礼品で「耐震診断」福岡県がスタート 1件2万円でアドバイザー派遣 木造戸建て住宅が対象 都道府県では初めて

政治・行政

4時間前

福岡県は20日、県へのふるさと納税の返礼品として、木造住宅の耐震診断を行うアドバイザーを派遣する制度を始めると発表しました。

県によりますと、都道府県では初めてだということです。

耐震診断の対象となるのは福岡県内にあり、1981年5月以前に建築された2階建て以下の木造戸建て住宅です。

耐震診断アドバイザーが現地に赴き、壁の位置や屋根、床下・小屋裏などで劣化状況などを調査し、地震に対する強さを総合的に判断するということです。

寄付額は1件あたり2万円で、ふるさと納税サイト「さとふる」「ふるさとチョイス」のホームページで5月20日から申し込みを受け付けます。

申し込んだ人には返礼品として「耐震診断アドバイザー派遣申込書」が送付され、福岡県建築住宅センターにアドバイザー派遣を申請すると、アドバイザーが派遣される仕組みです。

県によりますと、県内の住宅全体の耐震化率は2024年時点で全国平均の90%を上回る91.9%となっていますが、木造戸建てに限ると82.0%にとどまるということです。

県は「県外に住んでいる人で福岡県内に古い実家などがある人は、家族の安心・安全のために利用してほしい」と呼びかけています。

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