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“高速道路のサービスエリア”が街なかに登場 店舗デザインや運営は大学生 福岡にいながら長崎の味を 地域の魅力と特産品アピール

暮らし

5時間前

高速道路には欠かせないサービスエリアが3日、福岡市にオープンしました。

オープンしたのは街なかという意外な場所、そのねらいを取材しました。

高速道路上にあるサービスエリア…ですが、ここは、タワーマンションに囲まれた街のど真ん中です!

福岡市東区の商業施設「ガーデンズ千早」の一角に3日にオープンした「東そのぎサービスエリア」。
「いらっしゃいませ」と大学生たちが出迎えてくれました。

これはNEXCO西日本が九州産業大学や県内企業と手を組み、サービスエリアをイメージした店舗を都心部にオープンし、九州各地の魅力を発信しようというプロジェクトなんです。
◆NEXCO西日本 地域共創担当 濱野昌志 部長
「サービスエリアの持つ機能は、そこで人と集って休む、地域の情報に触れる。高速道路上のサービスエリアだけでなく、街なかにもそういう拠点を持ちたいと」
第2弾となる今回の「東そのぎサービスエリア」には長崎県東彼杵町の特産品を集めていて、イチオシ商品は、福岡都市圏ではまだあまり知られていないという銘茶「そのぎ茶」です。
◆記者リポート
「いただきます。あ、やわらかい、甘味がありますね。おいしいです、香りもいいですね、苦みは少なくてすごく飲みやすいです」
ほかにも「そのぎ茶」の抹茶を使ったラテや、マメ科の植物「バタフライピー」から作った水色の氷と抹茶の色合いが印象的なドリンク、それにスイーツなども販売しています。
事前に長崎へ足を運び、「そのぎ茶」について学んできたという学生たちは、店舗のデザインや運営も任されています。

◆九州産業大学 3年 野崎真月さん
「本来サービスエリアに行かないと、そこの(地域の)商品に出会ったり、地域の魅力を知ることができないけど、皆さんの日常に出店することで、東彼杵町を知らない人にも地域の魅力や店舗限定の商品を知ってもらえるので、とてもおもしろいプロジェクトだと思った」
福岡にいながら長崎の特産品を味わえる「東そのぎサービスエリア」は11月3日までオープンしています。

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