1時間前
知事が答弁に窮する場面も…筋書きなしの「ガチンコ討論」福岡県議会で始まる 慣例だった入念な根回しを見直し
政治・行政
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53分前
課題が山積している福岡県議会は15日に9月議会の討論が始まりました。
これまでとは違い、いわゆる筋書きのない「ガチンコ」議会で緊張感のあるやりとりが行われたようです。
これまでとは違い、いわゆる筋書きのない「ガチンコ」議会で緊張感のあるやりとりが行われたようです。
15日に始まった福岡県議会の代表質問。
最大会派、自民党県議団の渡辺勝将県議は、ワンヘルスの取り組みについて知事に質問しました。
◆自民党県議団 渡辺勝将 県議
「ワンヘルス施策について、これまでの取り組みを、どう総括し県民に説明していくのか」
最大会派、自民党県議団の渡辺勝将県議は、ワンヘルスの取り組みについて知事に質問しました。
◆自民党県議団 渡辺勝将 県議
「ワンヘルス施策について、これまでの取り組みを、どう総括し県民に説明していくのか」
◆服部誠太郎 知事
「この5年間の予算額決算額などが分かる一覧表を作成しているところです。県民に説明できない事業については廃止を含めて見直す考えです」
議会改革の一環としてこの9月議会から始まった、議員側と知事側で事前の内容のすりあわせを最低限しか行わないいわば「ガチンコ」での討論。
どのような討論になるのか注目されていましたが、まずは無難な滑り出しです。
ただ、ここまでの質問は事前に把握されていたもので、この先はどんな質問があるのか知事側は聞かされていません。
「この5年間の予算額決算額などが分かる一覧表を作成しているところです。県民に説明できない事業については廃止を含めて見直す考えです」
議会改革の一環としてこの9月議会から始まった、議員側と知事側で事前の内容のすりあわせを最低限しか行わないいわば「ガチンコ」での討論。
どのような討論になるのか注目されていましたが、まずは無難な滑り出しです。
ただ、ここまでの質問は事前に把握されていたもので、この先はどんな質問があるのか知事側は聞かされていません。
◆自民党県議団 渡辺勝将 県議
「知事は県民の皆様に(ワンヘルスが)浸透していないことを認識していたはずです。そうであれば、なぜ記者会見やSNSなどを活用して知事自らがわかりやすく説明してこなかったのか甚だ疑問であります」
これに対し、服部知事は…。
◆服部知事
「ワンヘルスにつきまして…」
急きょ、職員が駆け寄って答弁内容を確認します。
県議会では長らく見られなかった光景です。
「知事は県民の皆様に(ワンヘルスが)浸透していないことを認識していたはずです。そうであれば、なぜ記者会見やSNSなどを活用して知事自らがわかりやすく説明してこなかったのか甚だ疑問であります」
これに対し、服部知事は…。
◆服部知事
「ワンヘルスにつきまして…」
急きょ、職員が駆け寄って答弁内容を確認します。
県議会では長らく見られなかった光景です。
◆服部誠太郎 知事
「失礼しました。ワンヘルスの問題についてですが、なぜわかりやすく説明しなかったかの質問ですが…」
1つ目の答弁と比べて明らかに声も小さく、答えに窮しているようです。
◆自民党県議団 渡辺勝将 県議
「私の再質問に対する知事の答弁が、しっかりした答弁だったかというと甚だ疑問を感じる。こういうやり方で議場で真摯な対応ができるのか知事にはしっかりと考えてもらいたい」
この一連のやりとりについて渡辺県議は…。
◆自民党県議団 渡辺勝将 県議
「今、執行部の皆さんは私たちと打ち合わせすらできない感覚でいるし、きょうみたいなことを知事が求めているなら議会が動いているということについては悪くはないと思います。ただ時間がないので答弁がしっかりされていないのを追及できないのは私たち議員としてはどうなのかなと思う」
「失礼しました。ワンヘルスの問題についてですが、なぜわかりやすく説明しなかったかの質問ですが…」
1つ目の答弁と比べて明らかに声も小さく、答えに窮しているようです。
◆自民党県議団 渡辺勝将 県議
「私の再質問に対する知事の答弁が、しっかりした答弁だったかというと甚だ疑問を感じる。こういうやり方で議場で真摯な対応ができるのか知事にはしっかりと考えてもらいたい」
この一連のやりとりについて渡辺県議は…。
◆自民党県議団 渡辺勝将 県議
「今、執行部の皆さんは私たちと打ち合わせすらできない感覚でいるし、きょうみたいなことを知事が求めているなら議会が動いているということについては悪くはないと思います。ただ時間がないので答弁がしっかりされていないのを追及できないのは私たち議員としてはどうなのかなと思う」
◆服部誠太郎 知事
「再質問をいただいて手元にデータなどがないものもあったので、なかなかその場で具体的な数字を答えるというのは難しい場合もあります。しかし誠意を持って質問の趣旨に対しては答えたつもりであります」
これまで事前の根回しやほかの会派への質問の横流しなどが横行していた議会と県側の関係。
「再質問をいただいて手元にデータなどがないものもあったので、なかなかその場で具体的な数字を答えるというのは難しい場合もあります。しかし誠意を持って質問の趣旨に対しては答えたつもりであります」
これまで事前の根回しやほかの会派への質問の横流しなどが横行していた議会と県側の関係。
それを見直すため、事前打ち合わせをなくそうとの取り組みはまだ始まったばかりです。
金銭授受疑惑を証言した吉松源昭県議は…。
◆吉松源昭 県議
「今までは根回しをやっていたので本会議が始まる前に何度も何度もこっちの質問はこういうことだ、県の答えはこうだとやりとりしていたので、どんどん答えは引き出されていくが、それがいいのか悪いのかも含めて、これから検証されていくと思う」
金銭授受疑惑を証言した吉松源昭県議は…。
◆吉松源昭 県議
「今までは根回しをやっていたので本会議が始まる前に何度も何度もこっちの質問はこういうことだ、県の答えはこうだとやりとりしていたので、どんどん答えは引き出されていくが、それがいいのか悪いのかも含めて、これから検証されていくと思う」
◆新開昌彦 県議
「職員がかわいそうでしたね。時間が短すぎるというか、なさすぎるというか、そこは改善しないといけないんじゃないですか」
質問に備える職員の作業量が増えるといった新たな問題も見えてくる中、適切な議事進行そして緊張感を持った議論が尽くされるのか、当分は模索が続くことになりそうです。
「職員がかわいそうでしたね。時間が短すぎるというか、なさすぎるというか、そこは改善しないといけないんじゃないですか」
質問に備える職員の作業量が増えるといった新たな問題も見えてくる中、適切な議事進行そして緊張感を持った議論が尽くされるのか、当分は模索が続くことになりそうです。
横流し、代筆、入念な根回し…慣例をなくして新たなスタート
これまでの県議会での慣例とそれがどう変わったのかを整理します。
まずは「横流し」。
これは各会派の質問案を職員が無断で自民側に渡すというものでしたが、これがまず廃止されました。
そして「代筆」です。
本来、議員が作るべき質問案を職員が代理作成するケースがありましたがこれも廃止されました。
これらを含めて県の執行部側は議会との入念な事前調整、いわゆる「根回し」を控えて、議員側への情報提供も必要最小限にする形で9月議会がスタートしました。
そして迎えた15日の代表質問で、事前に内容が知らされていなかった2つ目以降の質問からは知事の答弁が滞って、論戦が停滞する場面も見られました。
まずは「横流し」。
これは各会派の質問案を職員が無断で自民側に渡すというものでしたが、これがまず廃止されました。
そして「代筆」です。
本来、議員が作るべき質問案を職員が代理作成するケースがありましたがこれも廃止されました。
これらを含めて県の執行部側は議会との入念な事前調整、いわゆる「根回し」を控えて、議員側への情報提供も必要最小限にする形で9月議会がスタートしました。
そして迎えた15日の代表質問で、事前に内容が知らされていなかった2つ目以降の質問からは知事の答弁が滞って、論戦が停滞する場面も見られました。
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