1. HOME
  2. 「接待したいんだなと…」自民幹部3人がゴルフ会の“未払い”認める 委員長就任めぐり県議「80万円自己負担した」証言に 福岡県議会

「接待したいんだなと…」自民幹部3人がゴルフ会の“未払い”認める 委員長就任めぐり県議「80万円自己負担した」証言に 福岡県議会

政治・行政

1時間前

福岡県議会の闇は、どこまで広がっているのでしょうか。

自民党の幹部3人がゴルフ会の接待を受けていたことを認めました。
福岡県議会で問題となってきた議長・副議長就任にからんだ金銭授受疑惑。

新たに先週、自民党の井上正文県議による告発で局面が動きました。

◆自民党 井上正文 県議
「『蔵内相談役のところに、ゴルフコンペのお願いに行ってこい』と指示された。実質的に私が自己負担した額で言うと80万円くらいだった」

Q.幹部5人は負担をしていないのか
◆自民党 井上正文 県議
「そうですね、結果としては支払いはなかった」
2023年に農林水産委員長に就任した井上県議は、自民党幹部を招待したゴルフ会の開催を強要され、いわば5人組の“接待”をさせられた形です。
議長や副議長だけでなく委員長に就任するためにも幹部への接待が必要だったとなれば、県議会の闇がさらに大きく広がっていることになります。

その事実関係を確認すべく、当事者を直撃しました。

Q.ゴルフ代は支払われましたか
◆自民党 松本国寛 県議
「支払ってないですよ。請求がまだありません。『一生懸命そういった接待したいんだな』と思ったので、私は行かないわけにはいかないし」
◆自民党 原口剣生 県議
「行って、ゴルフが終わってお金を払おうとしたら『合算して払いますから鍵をください』ということで鍵を渡しました。そして帰ろうとしたら、『懇親会があります』『あ、そう』と。食事・お酒が出たので、その日は宿泊、仕方ないじゃないですか。僕たちはお金を払う予定にはしていました。『会費はいくら』とかの案内がないので、ここまで大変申し訳ないけど、のびのびになったというのはあります。井上先生から『これだけかかりました』と言われれば、すぐ払うつもりはあります」
Q.TNCですが
◆自民党 松尾統章 県議
「TNCさんは、ごめんなさい。怖いから、ごめんなさい」

Q.費用は支払った
◆自民党 松尾統章 県議
「結果的にその時の費用は払っていないと思いますよ。次の日かな、井上県議には『いろいろお金がかかったでしょう。あれだったら言ってください、請求を』と言ったら、『いやいや』とあやふやになっていた。お気遣いいただいたので別の機会にお返ししようと。4月だったか、井上県議に声をかけて慰労した」

3人とも口を揃えて“ゴルフ接待”を受けていたことを認めました。

自民党幹部によるカネがからんだ支配の構図がどこまで広がっているのか。

その底はまだ見えそうにありません。
一方、県庁では28日、県政の課題や改善を協議する「行政改革審議会」(通称「行革審」)が開かれました。

今回、大きなテーマとなったのは、「ワンヘルス」です。
◆委員の1人 九州工業大学 安河内恵子 名誉教授
「予算が拡大しているもの、1.5倍とか10倍以上になっているものがある。『ワンヘルス』って名前を付けたから増えている可能性がある」
◆委員の1人 大任町 永原譲二 町長
「なんで福岡県が、すべて何でもかんでもしなきゃいけないのか。『税金を投入して』という考え方は整理してやっていかないと、県民が納得しない」

蔵内前議長と共に「ワンヘルス政策」を推し進めてきた服部知事は、県民からの批判を受けた形で、「行革審の答申をもらうまで当面凍結し、根底から見直す」と表明しています。
審議会では「ワンヘルス」の文言を使用した県の事業が、5年で4378億円にものぼることが報告されました。

これまで関連予算として説明していたのは59億円だっただけに、大きく増えたことになります。

今後、来年4月までに個別の事業の見直しなどを進めていくということです。

課題が渦巻く福岡県、正常化に向けた道のりは長く険しくなっています。

あなたにおすすめ

  1. HOME
  2. 「接待したいんだなと…」自民幹部3人がゴルフ会の“未払い”認める 委員長就任めぐり県議「80万円自己負担した」証言に 福岡県議会