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ソフトバンク4番の離脱から4カ月 グラシアルの”相棒”が見たリハビリ中の姿

ホークス

2021/09/17 18:00

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 リーグ連覇を目指すソフトバンクは14日からのロッテ3連戦で2敗1分けに終わり優勝争いから事実上、脱落した。首位ロッテと8・5ゲーム差に開いたばかりか3位楽天とのゲーム差も3に拡大。クライマックスシリーズ(CS)進出へ目標をシフトせざるを得ない状況となった。

 ここまで苦戦する原因の一つとなったのが投打の故障者続出だ。打線ではグラシアルがいまだにリハビリ組にいることが大きく響いている。4番で出場していた5月8日のプレー中に右手の複数の指を負傷して離脱。当初発表では3週間程度の患部固定で遅くても後半戦には間に合うと見られたが、固まった指の状態が回復せず実戦復帰すらできていない。

 復帰を待望される助っ人はいま、どうしているのか。グラシアルが本塁打を放った後、ベンチで迎える際にボコボコにKOされるパフォーマンスの”相棒”だった高谷は、手術を受けた左膝のコンディション不良で4月から約4カ月間ファームで調整。リハビリ中のグラシアルと顔を合わせていた際の様子をこう語った。

 「(調整の)時間帯が同じで会うときはよくあった。まあ、元気にはやってました。彼の中で思うようにリハビリが進まないもどがししさはあったと思う。真面目な選手なので戻るからには100パーセントのパフォーマンスをしたいという思いがあると思う。黙々とリハビリをしていた」

 残り29試合、優勝は遠のいてもCSがある。シーズンを通して低迷してきた打線を最後に救えるか。高谷もベンチでKOされることを心待ちにしている。

 (取材=大和拓未)

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