福岡から生まれるユニークお酒が続々登場！ビールもワインもウイスキーも！

暮らし

2022/08/29 10:19

北九州で美味しい地ビールを作り続ける「門司港地ビール工房」で新たな注目を集めるビールが登場したんです。

それがこちら！今注目を集める「ブレッドヴァイツェン」。

食パンの耳を使ったビールです。北九州の老舗の「クラウン製パン」から廃棄する食パンの耳をなんとか有効活用できないか、との相談があり、ビールを醸造したんです。

見た目は普通の缶ビールですが、よく見ると食パンのイラスト。

ビールの原料は小麦、ということで、同じ小麦が原料のパンの耳を麦芽に混ぜて醸造したユニークな商品なんです。

黄色と黄金色の間くらいの濃いめの色合いです。フルーティな香りでおいしいんです！

おいしくて、食品ロスも減らせて、経費も削減できるとのことで“一石三鳥”なんだそうです。

こちらはお店の人気メニュー「本日のメツゲライ盛り合わせ」。

こうしたメニューにも合う豊かな味わいになっているので、北九州を訪れた際は足を運んでみては？

門司港地ビール工房
【住所】北九州市小倉北区米町1-3-19
【電話番号】093-531-5111
【営業時間】
（平日）ランチ 11:30~14:30（LO 14:00）
　　　ディナー 17:30~22:30（LO 22:00）
（土日祝）11:30～22:30（LO22:00)アイドルタイム無し

ブレッドヴァイツェン 550円(税込み)

続いて注目のお酒は福岡県朝倉市にありました。

この地で江戸時代から酒造りを続ける「篠崎」が、去年から稼働させた蒸留所へ。

「篠崎」では主に甘酒や焼酎、日本酒などを生産しているんですが、最近スタートした新たな取り組みがウイスキーの醸造です。

さっそく中へと案内してもらうと、ウイスキーに使う大量の麦芽が！１袋１トンもあるんですが、これを１日１袋仕込んでいるんだそうです。

ウイスキー作りという新ジャンルへの挑戦へ舵を切った「篠崎」。その現場を仕切っているのは、副社長の篠崎さん。原酒の香りや状態に異常がないか、10分おきにチェックしているんです。

副社長の計らいで、特別に試飲させてもらえることに。

左がウイスキーの原酒で、右が樽で熟成して10ヶ月ほどのもの。

原酒はクセが強め。熟成させると樽の柔らかな香りがします。商品化までにはあと2年半ほどの熟成が必要とのことです。

販売されるまで、まだまだかかりますが、どんなウイスキーに仕上がるのか今から楽しみです。

篠崎新道蒸留所
【住所】朝倉市比良松626-1

続いては福岡市博多区に今年５月にオープンした焼き鳥の「竹乃屋」。

「竹乃屋」といえば、このぐるぐるとりかわが有名ですが、こちらの店舗の入り口には「博多ワイン醸造所」の文字が。

さっそく中へ入ってみると、目に飛び込んでくるのが存在感抜群の大きなワインのタンク。

こちらの店舗の狙いは、都市型で出来立てのワインを楽しんでほしいと、九州発の都市型ワイナリーを作ったんです。

5月に仕込んだ第一号のワインが完成間近ということで特別に見せてもらいました。

9月14日から一般販売する予定とのことです。

14日の解禁まで待てないという方には、東京・大阪の都市型ワイナリーで作られたワインの飲み比べセットがオススメ。

さらにセレクトワインコーナーでは、ソムリエが選んだ60種以上のワインも買えるので、ぜひ自分のお気に入りを見つけてみてください。

博多ワイン醸造所竹乃屋
【住所】福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル2階
【電話番号】092-409-1758
【営業時間】11:00～23:00
樽出し生ワイン3種飲み比べマリアージュセット 1419円(税込み)

2022年8月29日(月) OA

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