2023/01/27 17:00
北九州市のスパイスカレーが熱い! 「組み合わせ”味変”」「旦過から復活」「店主の“クセと愛”が強い」
暮らし
2023/01/30 16:30
日本の国民食としても愛されているカレー。
中でもここ数年、本格的なカレーがブームとなっています。
福岡県北九州市小倉北区東篠崎にある「さらしあキッチン」。
最近耳にする機会が多くなっている、スパイスカレーの専門店です。
こちらで創業当時から提供されている「山猫カレー」。
鹿児島県産の牛すじをじっくり煮込んで作った、オリジナルのカレーです。
◆リポーター
「牛肉がとろとろです。このやわらかい牛肉がカレーのうまさと甘さを引き立てていて、あとからしっかりスパイスのきいたカレーの辛さを感じます」
一方、こちらはー
インド・ケララ州発祥の「ケララチキンカレー」です。
ココナッツミルクやタマネギ、ショウガのうま味を凝縮し、コリアンダーやターメリックなど、5種類のスパイスを調合してつくられています。
このように、カレールーを使わずスパイスを調合してつくるカレーが「スパイスカレー」と言われているんです。
◆店員
「こちら、ケララチキンカレーです」
◆リポーター
「ココナッツの風味がしっかり効いて、最初さわやかな風味が広がります」
看板メニューの「山猫カレー」と「ケララチキンカレー」は、あいがけでも楽しむことができます。
通学やインターネットでの講座でカレーについて学べる「カレー大學」の井上学長によりますと、「スパイスの組み合わせ次第で多様な味や辛さにでき、店の個性を出しやすい」のがスパイスカレーで、近年専門店が増加し、人気に拍車をかけています。
こちらは、南インドで食べられている「ミールス」。
野菜を中心としたスパイスカレーの定食で、それぞれのおかずを少しずつかけながら、味の変化を楽しむのが魅力だといいます。
オプションで付けられる、旬の魚もおすすめです。
◆来店客
「体が熱くなって、巡りがよくなる気がします」
◆来店客
「甘い・辛い・酸味のあるもの、しっかり混ぜて食べるとおいしい」
◆さらしあキッチン 池庄司政志さん
「南インドのカレーが北九州ではまだ普及してないので、みなさんに食べてもらいたい」
続いては、北九州市小倉北区中井にある「旦過スパイスカレーARATA」です。
こちらの店は2022年4月、旦過市場一帯を襲った火災で店が全焼。
休業を余儀なくされていましたが、約5カ月後、場所を変えて待望の再スタートを果たしました。
◆旦過スパイスカレーARATA 池崎由美子さん
「元々旦過市場でやっていて、場所が変わりました。前のお客様も来ていただいいていますが、この地区のお客様にもたくさん来ていただきたい」
イチオシメニューがこちら。
◆旦過スパイスカレーARATA 池崎由美子さん
「チキンビリヤニでございます」
◆リポーター
「チキンビリヤニって、一体何なんですか?」
◆旦過スパイスカレーARATA 池崎由美子さん
「インドの炊き込みご飯です」
ビリヤニとは、インドやその周辺国で、結婚式のお祝いの食事や屋台で日常的に食べられているもので「国民食」として愛されています。
◆リポーター
「かめばかむほど、甘みとスパイスの香りが引き立ちます。こんなカレーはじめてです。おいしい!」
スパイスを約15種類使用し、3時間ほどかけて作られていて、通常のカレーよりも手間がかかるビリヤニですが、多くの人に知ってもらいたいという思いがあり、お店の看板メニューにしています。
また、カレーソースとヨーグルトソースのトッピングで味変も楽しめます。
(カレーが運ばれてきて…)
◆リポーター
「これ、カレーですか?はじめて見ました、土鍋のカレー!」
移転後、新しく作られたメニュー「土鍋焼きキーマカレー」。
甘く洗練された香りが特徴のジャスミン米の上に、焼いたキーマカレーをたっぷり入れて、卵やにんじん、大根の酢の物をトッピング。
仕上げに自家製のミントを添えて出来上がりです。
そのお味はー
◆リポーター
「熱い!ところどころおこげができていて、おこげの食感もとてもおいしいです。土鍋なので時間がたってもずっとあたたかくて、寒い冬にはぴったりですね」
◆来店客
「旦過市場が火事になり、ARATAさんがなくなったと聞いてショックだったけど、きょう来ることができてうれしい」
そしてー
◆リポーター
「こちら、普段は喫茶店のようなんですが、火曜と水曜は変身するんです」
北九州市小倉北区馬借にある「スパンキーカレーサキ」。
こちらの店の特徴がー
◆スパンキーカレーサキ SAKIさん
「キャベツばばあでございます、キャベツタワーでございます、上に参ります」
店主サキさんの陽気なキャラクター。
カレーとともに、やみつきになる人が大勢いるようです。
◆スパンキーカレーサキ SAKIさん
「はーいお待たせりんこ~、どうぞ!」
◆リポーター
「ありがとうございます。わー、すごい!」
そんなサキさんのこだわりの一皿がこちら。
国産の牛肉を使ったビーフカレーに、大きな豚ロースとんかつをトッピング。
また、副菜は若松産の潮風キャベツやタマネギを皮ごと焼いて、癖になる甘辛いソースをかけたものなど、地元の旬の食材を使って仕上げています。
そのお味はー
◆リポーター
「今まで味わったことのない、ほっとする感じ。」
◆スパイスチキンカレーサキ SAKIさん
「私の愛よ、スパイスは愛」
カレーには、しょうゆや味噌など「和」のスパイスを入れることで、母の味を目指しているといいます。
プレートの内容は2、3週間ごとに変更されます。
唯一無二のカレーを求めて、市外からも常連客が訪れていました。
◆来店客
「独自のカレーを出してるから、福岡市では味わえないから来ています」
◆来店客
「スパイス爆弾。カレーを食べにくるというより、スパイス料理を食べに来るというイメージ。まるで真夏の夜の花火がドンドンとなるような、そんな料理」
◆スパンキーカレーサキ SAKIさん
「この店に来て私を感じてもらって、カレーを感じてもらって、愛を感じてもらえたら、それが幸せです」
おなかも気持ちも満足できるスパイスカレー。
福岡のスパイスカレー店は、個性豊かな進化を遂げています。
中でもここ数年、本格的なカレーがブームとなっています。
福岡県北九州市小倉北区東篠崎にある「さらしあキッチン」。
最近耳にする機会が多くなっている、スパイスカレーの専門店です。
こちらで創業当時から提供されている「山猫カレー」。
鹿児島県産の牛すじをじっくり煮込んで作った、オリジナルのカレーです。
◆リポーター
「牛肉がとろとろです。このやわらかい牛肉がカレーのうまさと甘さを引き立てていて、あとからしっかりスパイスのきいたカレーの辛さを感じます」
一方、こちらはー
インド・ケララ州発祥の「ケララチキンカレー」です。
ココナッツミルクやタマネギ、ショウガのうま味を凝縮し、コリアンダーやターメリックなど、5種類のスパイスを調合してつくられています。
このように、カレールーを使わずスパイスを調合してつくるカレーが「スパイスカレー」と言われているんです。
◆店員
「こちら、ケララチキンカレーです」
◆リポーター
「ココナッツの風味がしっかり効いて、最初さわやかな風味が広がります」
看板メニューの「山猫カレー」と「ケララチキンカレー」は、あいがけでも楽しむことができます。
通学やインターネットでの講座でカレーについて学べる「カレー大學」の井上学長によりますと、「スパイスの組み合わせ次第で多様な味や辛さにでき、店の個性を出しやすい」のがスパイスカレーで、近年専門店が増加し、人気に拍車をかけています。
こちらは、南インドで食べられている「ミールス」。
野菜を中心としたスパイスカレーの定食で、それぞれのおかずを少しずつかけながら、味の変化を楽しむのが魅力だといいます。
オプションで付けられる、旬の魚もおすすめです。
◆来店客
「体が熱くなって、巡りがよくなる気がします」
◆来店客
「甘い・辛い・酸味のあるもの、しっかり混ぜて食べるとおいしい」
◆さらしあキッチン 池庄司政志さん
「南インドのカレーが北九州ではまだ普及してないので、みなさんに食べてもらいたい」
続いては、北九州市小倉北区中井にある「旦過スパイスカレーARATA」です。
こちらの店は2022年4月、旦過市場一帯を襲った火災で店が全焼。
休業を余儀なくされていましたが、約5カ月後、場所を変えて待望の再スタートを果たしました。
◆旦過スパイスカレーARATA 池崎由美子さん
「元々旦過市場でやっていて、場所が変わりました。前のお客様も来ていただいいていますが、この地区のお客様にもたくさん来ていただきたい」
イチオシメニューがこちら。
◆旦過スパイスカレーARATA 池崎由美子さん
「チキンビリヤニでございます」
◆リポーター
「チキンビリヤニって、一体何なんですか?」
◆旦過スパイスカレーARATA 池崎由美子さん
「インドの炊き込みご飯です」
ビリヤニとは、インドやその周辺国で、結婚式のお祝いの食事や屋台で日常的に食べられているもので「国民食」として愛されています。
◆リポーター
「かめばかむほど、甘みとスパイスの香りが引き立ちます。こんなカレーはじめてです。おいしい!」
スパイスを約15種類使用し、3時間ほどかけて作られていて、通常のカレーよりも手間がかかるビリヤニですが、多くの人に知ってもらいたいという思いがあり、お店の看板メニューにしています。
また、カレーソースとヨーグルトソースのトッピングで味変も楽しめます。
(カレーが運ばれてきて…)
◆リポーター
「これ、カレーですか?はじめて見ました、土鍋のカレー!」
移転後、新しく作られたメニュー「土鍋焼きキーマカレー」。
甘く洗練された香りが特徴のジャスミン米の上に、焼いたキーマカレーをたっぷり入れて、卵やにんじん、大根の酢の物をトッピング。
仕上げに自家製のミントを添えて出来上がりです。
そのお味はー
◆リポーター
「熱い!ところどころおこげができていて、おこげの食感もとてもおいしいです。土鍋なので時間がたってもずっとあたたかくて、寒い冬にはぴったりですね」
◆来店客
「旦過市場が火事になり、ARATAさんがなくなったと聞いてショックだったけど、きょう来ることができてうれしい」
そしてー
◆リポーター
「こちら、普段は喫茶店のようなんですが、火曜と水曜は変身するんです」
北九州市小倉北区馬借にある「スパンキーカレーサキ」。
こちらの店の特徴がー
◆スパンキーカレーサキ SAKIさん
「キャベツばばあでございます、キャベツタワーでございます、上に参ります」
店主サキさんの陽気なキャラクター。
カレーとともに、やみつきになる人が大勢いるようです。
◆スパンキーカレーサキ SAKIさん
「はーいお待たせりんこ~、どうぞ!」
◆リポーター
「ありがとうございます。わー、すごい!」
そんなサキさんのこだわりの一皿がこちら。
国産の牛肉を使ったビーフカレーに、大きな豚ロースとんかつをトッピング。
また、副菜は若松産の潮風キャベツやタマネギを皮ごと焼いて、癖になる甘辛いソースをかけたものなど、地元の旬の食材を使って仕上げています。
そのお味はー
◆リポーター
「今まで味わったことのない、ほっとする感じ。」
◆スパイスチキンカレーサキ SAKIさん
「私の愛よ、スパイスは愛」
カレーには、しょうゆや味噌など「和」のスパイスを入れることで、母の味を目指しているといいます。
プレートの内容は2、3週間ごとに変更されます。
唯一無二のカレーを求めて、市外からも常連客が訪れていました。
◆来店客
「独自のカレーを出してるから、福岡市では味わえないから来ています」
◆来店客
「スパイス爆弾。カレーを食べにくるというより、スパイス料理を食べに来るというイメージ。まるで真夏の夜の花火がドンドンとなるような、そんな料理」
◆スパンキーカレーサキ SAKIさん
「この店に来て私を感じてもらって、カレーを感じてもらって、愛を感じてもらえたら、それが幸せです」
おなかも気持ちも満足できるスパイスカレー。
福岡のスパイスカレー店は、個性豊かな進化を遂げています。
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