告訴された大任町長「先輩として諭した」 TNC生出演で田川市長への“圧力”否定 処理施設めぐり 福岡
2023/09/18 15:30
福岡県の田川市や大任町などでつくる組合が整備する広域ごみ処理施設の情報開示をめぐり、隣り合う自治体のトップが対立している問題。
田川市長から強要未遂の疑いで刑事告訴された渦中の大任町長が、16日(土)、テレビ西日本(TNC)の番組に生出演し、「先輩として諭した」などと田川市長への“圧力”を否定しました。
大任町が建設を担う田川地区8市町村の広域ごみ処理施設。
この施設をめぐっては、330億円とされる総工費の積算根拠などを田川市が求めたところ、大任町はこれを拒否していました。
◆田川市 村上卓哉 市長(15日の会見)
「他の自治体の介入によって、田川市の行政が歪められてはならない。この時点ではっきりすべきことははっきりしておく」
田川市の村上卓哉市長は、非公開の理由を示した大任町の書類を公開しようとしたところ、今年6月、永原譲二町長から脅しともとれる圧力を受けたとして、9月13日付けで永原町長を強要未遂の疑いで刑事告訴しました。
村上市長は圧力の証拠として、その際の話し合いの音声を録音していました。
<村上市長が公開した音声録音データ>
◆大任町 永原譲二 町長
「ここまで言って、市長がね、『いやこれは出す』と言うたら、これはあんたが勝手に出すき、俺は出したら困る。『信義を守れ』と言って出したら、後はすべてもう俺方はあんた方と協力せんから、すべてにおいて、当然されてもしょうがないよ。こんなんしよると、村上さん、自分の首絞めて、もう4年間持たんばい」
16日(土)、TNCの報道番組に出演した永原町長は、この音声についてー
<16日放送 「福岡NEWSファイル CUBE」より>
◆田久保アナウンサー
「この音声は永原町長でいい?」
◆大任町 永原譲二 町長
「いいです。この流れもいいと思います」
そして、改めて田川市長への「圧力」を否定しました。
◆大任町 永原譲二 町長
「自治体のトップがAからBに変わろうと、行政間の約束事は当然引き継いでもらわないと。こういう行政間の申し合わせを、一方は守ってくれ、一方は破棄する、とかっていうことをすると、今後、信頼関係の構築ができなくなるよ、と。私は市長に対して、先輩として諭した」
さらに、2021年9月、公文書の開示請求は町民に限るとした条例改正に関して問われるとー
◆大任町 永原譲二 町長
「(2021年の)9月議会の執行部提案で(情報公開請求者を)『何人も』から『町民』に変えた。いろいろな環境整備ができた。9月から元に戻す議案を出すようにしている」
永原町長は議会からの声もあり、環境が整ったとして、誰でも請求が可能となる条例の改正案を9月の議会に提案する方針を明らかにしました。
また、「田川市の村上市長とは今後、対談の場を持ちたい」と話しています。
田川市長から強要未遂の疑いで刑事告訴された渦中の大任町長が、16日(土)、テレビ西日本(TNC)の番組に生出演し、「先輩として諭した」などと田川市長への“圧力”を否定しました。
大任町が建設を担う田川地区8市町村の広域ごみ処理施設。
この施設をめぐっては、330億円とされる総工費の積算根拠などを田川市が求めたところ、大任町はこれを拒否していました。
◆田川市 村上卓哉 市長(15日の会見)
「他の自治体の介入によって、田川市の行政が歪められてはならない。この時点ではっきりすべきことははっきりしておく」
田川市の村上卓哉市長は、非公開の理由を示した大任町の書類を公開しようとしたところ、今年6月、永原譲二町長から脅しともとれる圧力を受けたとして、9月13日付けで永原町長を強要未遂の疑いで刑事告訴しました。
村上市長は圧力の証拠として、その際の話し合いの音声を録音していました。
<村上市長が公開した音声録音データ>
◆大任町 永原譲二 町長
「ここまで言って、市長がね、『いやこれは出す』と言うたら、これはあんたが勝手に出すき、俺は出したら困る。『信義を守れ』と言って出したら、後はすべてもう俺方はあんた方と協力せんから、すべてにおいて、当然されてもしょうがないよ。こんなんしよると、村上さん、自分の首絞めて、もう4年間持たんばい」
16日(土)、TNCの報道番組に出演した永原町長は、この音声についてー
<16日放送 「福岡NEWSファイル CUBE」より>
◆田久保アナウンサー
「この音声は永原町長でいい?」
◆大任町 永原譲二 町長
「いいです。この流れもいいと思います」
そして、改めて田川市長への「圧力」を否定しました。
◆大任町 永原譲二 町長
「自治体のトップがAからBに変わろうと、行政間の約束事は当然引き継いでもらわないと。こういう行政間の申し合わせを、一方は守ってくれ、一方は破棄する、とかっていうことをすると、今後、信頼関係の構築ができなくなるよ、と。私は市長に対して、先輩として諭した」
さらに、2021年9月、公文書の開示請求は町民に限るとした条例改正に関して問われるとー
◆大任町 永原譲二 町長
「(2021年の)9月議会の執行部提案で(情報公開請求者を)『何人も』から『町民』に変えた。いろいろな環境整備ができた。9月から元に戻す議案を出すようにしている」
永原町長は議会からの声もあり、環境が整ったとして、誰でも請求が可能となる条例の改正案を9月の議会に提案する方針を明らかにしました。
また、「田川市の村上市長とは今後、対談の場を持ちたい」と話しています。
福岡県の田川市や大任町などでつくる組合が整備する広域ごみ処理施設の情報開示をめぐり、隣り合う自治体のトップが対立している問題。
田川市長から強要未遂の疑いで刑事告訴された渦中の大任町長が、16日(土)、テレビ西日本(TNC)の番組に生出演し、「先輩として諭した」などと田川市長への“圧力”を否定しました。
田川市長から強要未遂の疑いで刑事告訴された渦中の大任町長が、16日(土)、テレビ西日本(TNC)の番組に生出演し、「先輩として諭した」などと田川市長への“圧力”を否定しました。
大任町が建設を担う田川地区8市町村の広域ごみ処理施設。
この施設をめぐっては、330億円とされる総工費の積算根拠などを田川市が求めたところ、大任町はこれを拒否していました。
◆田川市 村上卓哉 市長(15日の会見)
「他の自治体の介入によって、田川市の行政が歪められてはならない。この時点ではっきりすべきことははっきりしておく」
田川市の村上卓哉市長は、非公開の理由を示した大任町の書類を公開しようとしたところ、今年6月、永原譲二町長から脅しともとれる圧力を受けたとして、9月13日付けで永原町長を強要未遂の疑いで刑事告訴しました。
この施設をめぐっては、330億円とされる総工費の積算根拠などを田川市が求めたところ、大任町はこれを拒否していました。
◆田川市 村上卓哉 市長(15日の会見)
「他の自治体の介入によって、田川市の行政が歪められてはならない。この時点ではっきりすべきことははっきりしておく」
田川市の村上卓哉市長は、非公開の理由を示した大任町の書類を公開しようとしたところ、今年6月、永原譲二町長から脅しともとれる圧力を受けたとして、9月13日付けで永原町長を強要未遂の疑いで刑事告訴しました。
村上市長は圧力の証拠として、その際の話し合いの音声を録音していました。
<村上市長が公開した音声録音データ>
◆大任町 永原譲二 町長
「ここまで言って、市長がね、『いやこれは出す』と言うたら、これはあんたが勝手に出すき、俺は出したら困る。『信義を守れ』と言って出したら、後はすべてもう俺方はあんた方と協力せんから、すべてにおいて、当然されてもしょうがないよ。こんなんしよると、村上さん、自分の首絞めて、もう4年間持たんばい」
<村上市長が公開した音声録音データ>
◆大任町 永原譲二 町長
「ここまで言って、市長がね、『いやこれは出す』と言うたら、これはあんたが勝手に出すき、俺は出したら困る。『信義を守れ』と言って出したら、後はすべてもう俺方はあんた方と協力せんから、すべてにおいて、当然されてもしょうがないよ。こんなんしよると、村上さん、自分の首絞めて、もう4年間持たんばい」
16日(土)、TNCの報道番組に出演した永原町長は、この音声についてー
<16日放送 「福岡NEWSファイル CUBE」より>
◆田久保アナウンサー
「この音声は永原町長でいい?」
◆大任町 永原譲二 町長
「いいです。この流れもいいと思います」
そして、改めて田川市長への「圧力」を否定しました。
◆大任町 永原譲二 町長
「自治体のトップがAからBに変わろうと、行政間の約束事は当然引き継いでもらわないと。こういう行政間の申し合わせを、一方は守ってくれ、一方は破棄する、とかっていうことをすると、今後、信頼関係の構築ができなくなるよ、と。私は市長に対して、先輩として諭した」
さらに、2021年9月、公文書の開示請求は町民に限るとした条例改正に関して問われるとー
◆大任町 永原譲二 町長
「(2021年の)9月議会の執行部提案で(情報公開請求者を)『何人も』から『町民』に変えた。いろいろな環境整備ができた。9月から元に戻す議案を出すようにしている」
永原町長は議会からの声もあり、環境が整ったとして、誰でも請求が可能となる条例の改正案を9月の議会に提案する方針を明らかにしました。
また、「田川市の村上市長とは今後、対談の場を持ちたい」と話しています。
<16日放送 「福岡NEWSファイル CUBE」より>
◆田久保アナウンサー
「この音声は永原町長でいい?」
◆大任町 永原譲二 町長
「いいです。この流れもいいと思います」
そして、改めて田川市長への「圧力」を否定しました。
◆大任町 永原譲二 町長
「自治体のトップがAからBに変わろうと、行政間の約束事は当然引き継いでもらわないと。こういう行政間の申し合わせを、一方は守ってくれ、一方は破棄する、とかっていうことをすると、今後、信頼関係の構築ができなくなるよ、と。私は市長に対して、先輩として諭した」
さらに、2021年9月、公文書の開示請求は町民に限るとした条例改正に関して問われるとー
◆大任町 永原譲二 町長
「(2021年の)9月議会の執行部提案で(情報公開請求者を)『何人も』から『町民』に変えた。いろいろな環境整備ができた。9月から元に戻す議案を出すようにしている」
永原町長は議会からの声もあり、環境が整ったとして、誰でも請求が可能となる条例の改正案を9月の議会に提案する方針を明らかにしました。
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