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焼うどん発祥「だるま堂」 火災後初めて実演販売 4月に小倉井筒屋で営業再開へ 北九州市

2024/02/05 18:36

福岡県北九州市の飲食街で起きた大規模火災から1ヵ月が経ちました。

「小倉の伝統の味を絶やしたくない」と被災した店主が新たな一歩を踏み出しました。



3日、JR小倉駅で開かれた旅行ガイドブック「地球の歩き方・北九州市版」の発売イベント。



東筑軒のかしわめしなど北九州の「名物グルメ」が集結しました。



北九州名物「焼うどん」発祥の店「だるま堂」も出店し、3代目の竹中康二さんは、この日に向けて並々ならぬ思いがありました。



◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「火事からちょうど1ヶ月ですし、それまで皆さんにご提供できなかったので」



1月3日、北九州市小倉北区の鳥町食道街で発生した大規模火災。

火は隣接する魚町銀天街にも燃え広がり、36店舗、約2700平方メートルが焼失しました。

「だるま堂」も被災した店の一つです。



◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「先代に申し訳ない」



火災から1ヵ月が経過しようとしていた2月2日もー

がれきは手つかずのまま。

”再建はこの場所で”

そう誓ったものの、営業再開の見通しは立っていませんでした。

それでも一歩踏み出したいとイベントでの出店を決めたのです。

◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「いろいろな応援の声をいただいたみなさまに応える意味でも、2月3日は1人でも多くの方に『焼うどん』を提供出来たら」



さらに、「だるま堂」のフェイスブックには気になる投稿が。

重大発表とはいったいどんな発表なのか?



◆記者リポート(2月3日)
「小倉駅構内長い行列ができています。その先は、焼うどんのだるま堂です」

1ヵ月ぶりに復活を遂げた「だるま堂」には客がひっきりなしに訪れました。

◆来場客
「おいしいです!」

◆来場客
「さすが発祥の地ですね」

◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「火事の後、はじめてという面では感慨深い」



そして、いよいよ重大発表の内容が…

重大発表とは、北九州市の老舗デパート小倉井筒屋での営業再開でした。

井筒屋側から「1日でも早い復活を」と出店の打診があったということです。



◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「いつ鳥町食道街が復興するのか見えないものですから、それまで焼うどんの味を提供できないわけにもいかない。必ず鳥町食道街には創業の時と同じように焼うどんを提供できる日を一日も早く実現させたい」

伝統の味、「焼うどん」をより多くの人の届けるため、歩みを進める竹中さん。

小倉井筒屋での再開は4月中旬の見通しです。
福岡県北九州市の飲食街で起きた大規模火災から1ヵ月が経ちました。

「小倉の伝統の味を絶やしたくない」と被災した店主が新たな一歩を踏み出しました。
3日、JR小倉駅で開かれた旅行ガイドブック「地球の歩き方・北九州市版」の発売イベント。
東筑軒のかしわめしなど北九州の「名物グルメ」が集結しました。
北九州名物「焼うどん」発祥の店「だるま堂」も出店し、3代目の竹中康二さんは、この日に向けて並々ならぬ思いがありました。
◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「火事からちょうど1ヶ月ですし、それまで皆さんにご提供できなかったので」
1月3日、北九州市小倉北区の鳥町食道街で発生した大規模火災。

火は隣接する魚町銀天街にも燃え広がり、36店舗、約2700平方メートルが焼失しました。

「だるま堂」も被災した店の一つです。
◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「先代に申し訳ない」
火災から1ヵ月が経過しようとしていた2月2日もー

がれきは手つかずのまま。

”再建はこの場所で”

そう誓ったものの、営業再開の見通しは立っていませんでした。

それでも一歩踏み出したいとイベントでの出店を決めたのです。

◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「いろいろな応援の声をいただいたみなさまに応える意味でも、2月3日は1人でも多くの方に『焼うどん』を提供出来たら」
さらに、「だるま堂」のフェイスブックには気になる投稿が。

重大発表とはいったいどんな発表なのか?
◆記者リポート(2月3日)
「小倉駅構内長い行列ができています。その先は、焼うどんのだるま堂です」

1ヵ月ぶりに復活を遂げた「だるま堂」には客がひっきりなしに訪れました。

◆来場客
「おいしいです!」

◆来場客
「さすが発祥の地ですね」

◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「火事の後、はじめてという面では感慨深い」
そして、いよいよ重大発表の内容が…

重大発表とは、北九州市の老舗デパート小倉井筒屋での営業再開でした。

井筒屋側から「1日でも早い復活を」と出店の打診があったということです。
◆だるま堂3代目 竹中康二さん
「いつ鳥町食道街が復興するのか見えないものですから、それまで焼うどんの味を提供できないわけにもいかない。必ず鳥町食道街には創業の時と同じように焼うどんを提供できる日を一日も早く実現させたい」

伝統の味、「焼うどん」をより多くの人の届けるため、歩みを進める竹中さん。

小倉井筒屋での再開は4月中旬の見通しです。

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