【独自】当て逃げ事故の瞬間　“映画モデル”スポーツカーに猛スピードで接触　信号無視で走り去る黒い車

福岡県筑紫野市で発生した無謀な運転。その一部始終を捉えたドライブレコーダーの映像をテレビ西日本が独自入手しました。

８月３日午後１０時すぎ。筑紫野市の国道を走る１台の車が、赤信号の交差点で停車しました。次の瞬間…

◆車が接触する音
「ゴンッ！プーッ！」

黒い車が車体に接触し、赤信号を無視して逃走したのです。車を当て逃げされた男性は－

◆当て逃げされた男性
「いきなりゴンときたので『えっ！？』と。普通止まるだろうと思うが躊躇なくスピードを上げた。赤信号を無視して行っているので、私もさすがに追えないと思って停車した」

事故が起きた現場は片側三車線の道路。当時、男性の車は赤信号で左側の車線に止まり、右折車線には別の普通乗用車が止まっていました。黒い車は中央車線を走り抜けて行きました。

車の後方に設置されていたドライブレコーダーの映像では、車が近づいているのが確認できます。黒い車はは走行車線をはみ出して走っているようにも見えます。

一歩間違えれば大きな事故に繋がった危険な運転。この事故で被害にあった男性の車は、車体やホイールに複数の傷がつきました。１２年前から大事に乗り続けている特別なスポーツカーでした。

◆当て逃げされた男性
「映画ワイルド・スピードでエアロを作った会社に頼んで作っていただいた」

Q.修理費は？
◆当て逃げされた男性
「相当な金額になると思います」

男性から通報を受けた警察は、道路交通法違反の疑いで逃げた黒い車の行方を追っています。