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北朝鮮産シジミを「ロシア産」と偽り不正輸入疑い 貿易商社と男女3人を書類送検 山口・下関港から“持ち込み”

事件・事故

2024/09/05 17:30

山口県警などの合同捜査本部は、北朝鮮から不正にシジミを輸入した外国為替法違反の疑いで、当時埼玉県にあった貿易商社と、男女3人を書類送検しました。

5日に書類送検されたのは、2020年当時、埼玉県にあった水産物輸入業を行う貿易商社と、中国国籍で当時会社の代表取締役を務めていた男(37)、日本国籍で当時会社員の男(64)、中国国籍で別会社の役員の女(60)の3人です。

合同捜査本部によりますと、3人は共謀して、2020年1月に経産大臣の承認なく、北朝鮮産のシジミ1万7960キログラム(輸入申告価格343万2467円)を山口県の下関港から輸入した疑いが持たれています。

シジミを北朝鮮から韓国や中国を経由して運ばれ、「ロシア産」と偽って持ち込まれていたとみられています。

この貿易商社では、これまでに北朝鮮産のシジミを「ロシア産」として34件輸入していて、約3300万円の利益を出したことが確認されています。

警察では、不正に輸入されたシジミの代金などが北朝鮮に流れていた疑いも視野に捜査を進めています。

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