航空自衛隊築城基地　開設70周年　特別塗装の戦闘機F-2お披露目　福岡県

福岡県の航空自衛隊築城基地で、基地の開設70周年を記念する特別な塗装を施した機体がお披露目されました。

9日はデザインの考案者を招いた除幕式が開かれ、垂直尾翼に築城基地開設70周年の特別塗装を施したF-2戦闘機2機がお披露目されました。

1機目は、大勢の隊員に支えられた70周年を表すために、機体の他に管制塔を配したデザイン。

もう1機は飛び立つ機体の背景に青空と紺碧の周防灘が描かれていて、公募で寄せられた約100の案の中から選ばれました。

築城基地の戦闘機は8月、長崎県の男女群島付近で領空侵犯した中国軍機に対してスクランブル発進するなど任務の重要性が一層高まっています。

上村博之司令は、戦後最も厳しく複雑と言われる安全保障環境の中、これを機に一層気を引き締め西の空の守りを固めたいとしています。