「飲酒運転疑われカッとなり…」警察官の襟元つかむ　車で事故起こした男（44）を現行犯逮捕　呼気から基準値9倍近いアルコール　福岡

福岡県大川市で23日朝、車を運転中に事故を起こした44歳の男が職務質問や飲酒検査中の警察官につかみかかったとして公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。

警察は飲酒して運転していた疑いもあるとみて調べています。

逮捕されたのは大川市の自称会社員、初田亮二容疑者（44）です。

筑後警察署によりますと初田容疑者は23日午前6時ごろ、大川市荻島の路上で男性警察官（44）の襟元につかみかかり、職務の執行を妨害したとして現行犯逮捕されました。

「道路で車がたむろしている」との目撃者の通報を受けて警察官が駆けつけたところ、車が田んぼに転落していて、運転していた初田容疑者は職務質問や飲酒検査を受けている最中に警察官につかみかかったということです。

調べに対し初田容疑者は「警察官につかみかかったことは確かです。飲酒運転を疑われてカッとなってやってしまった」などと話しているということです。

呼気からは基準値の9倍近いアルコールが検出されていて、警察は飲酒運転についても詳しく調べることにしています。