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福岡県警に「司法面接室」設置 温もりある空間で虐待受けた子供から聞き取り 心身の負担軽減目指す 2月に運用開始

暮らし

4時間前

虐待を受けた子供から心身の負担がないように話を聞く専用の部屋が福岡県警に設置されることになり、31日に公開されました。

これは「司法面接室」と呼ばれる部屋で、福岡市博多区の県警本部と北九州市小倉北区の小倉北警察署に設置されます。

虐待を受けた子供から、心身の負担を軽くしながら正確に状況を聞き取るための部屋で、室内は暖色系のカーペットを敷きソファを置くなど温もりのある雰囲気になっています。
聞き取りの様子はカメラで撮影し、別室でリアルタイムで確認できます。

また、聞き取った内容は容疑者の逮捕状を請求する際や裁判などで証拠として活用されることもあるということです。

福岡県警によりますと県内の児童虐待の認知件数は2021年に3310件、2022年が3540件、2023年が3783件と増加しています。

県内ではこれまで検察庁や児童相談所などで聞き取りをしていましたが、こうした状況を受けてさらに体制を整えようと警察への設置を決めました。

司法面接室の運用は2月3日に始まります。

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