2025/10/17 11:00
給食のウズラの卵で窒息死 小1男児の父親「責任を明らかにしてほしい」 みやま市は請求の棄却求める 福岡地裁久留米支部
事件・事故
2025/10/17 11:30
福岡県みやま市で去年、小学1年生が給食の「ウズラの卵」をのどに詰まらせ死亡した事故で、遺族が市に損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が開かれました。
訴えによりますと、去年2月、みやま市の小学校で、当時1年だった男子児童が給食のおでんに入っていた「ウズラの卵」をのどに詰まらせ、搬送先の病院で亡くなりました。
訴えによりますと、去年2月、みやま市の小学校で、当時1年だった男子児童が給食のおでんに入っていた「ウズラの卵」をのどに詰まらせ、搬送先の病院で亡くなりました。
遺族は、担任による救命措置の遅れやウズラの卵の危険性についての指導を校長が怠ったことなどが死亡事故につながったとして、市に対し6000万円の損害賠償を求めています。
17日に福岡地裁久留米支部で開かれた第1回口頭弁論で、亡くなった児童の父親は「なぜ息子が死ななければならなかったのか、責任を明らかにしてほしい」と訴えました。
一方、みやま市側は請求の棄却を求めていて、「学校給食を提供する上での注意・指導の範囲や事故発生時の対応などについて、司法の判断を仰ぎたい」としています。
17日に福岡地裁久留米支部で開かれた第1回口頭弁論で、亡くなった児童の父親は「なぜ息子が死ななければならなかったのか、責任を明らかにしてほしい」と訴えました。
一方、みやま市側は請求の棄却を求めていて、「学校給食を提供する上での注意・指導の範囲や事故発生時の対応などについて、司法の判断を仰ぎたい」としています。