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不足から一転“コメ余り” 店頭で5キロ3500円前後に 値下がり歓迎の一方で消費は低迷 苦境の生産者が新たな一手 福岡

暮らし

4時間前

不足から一転、「コメ余り」が懸念されています。

販売、そして生産の現場の今を取材しました。

福岡市早良区のドラッグストア「コスモス」です。

店内ではコメも販売していますが、このところ価格に変化が…。

◆記者リポート
「国産米がずらりと並んでいるんですが、ほとんどが4000円を切っています」

国内産のコメの価格はいずれも5キロ税込みで「夢つくし」が3698円、「ひのひかり」が3498円と3500円前後となっていて、今年1月と比べると1割から2割安くなっていると言います。

◆コスモス薬品 垣岩寿明さん
「1月に比べると仕入れ値が下がってきているので、それに合わせて販売価格を下げて提供しています」



去年は5000円を超える時期もあったということですが、2000円近く値段が下がったのはなぜなのでしょうか?

◆コスモス薬品 垣岩寿明さん
「コメ卸の方が、令和7年産のコメの在庫消化を急いでいると聞いていて、その関係で仕入れ値も安くなってきていると。売れ行きは価格が下がってきて、右肩上がりで(2月と比べて)1.5倍前後ぐらいで伸びてきている」

農林水産省によりますと3月末時点でコメの民間在庫量は277万トン。

前年の同じ月を97万トン上回っていて、近年では最も多い水準となっています。



◆来店した人
「頑張って5000円ぐらいで買っていたけど、逆に3000円ぐらいになったからすごく買いやすくてうれしい」

◆来店した人
「まだ高い、でもちょっと慣れてきて前は2000円以下のものを買っていたのに、このごろは3000円で安いと思う」



手に取りやすくなったとはいえ、数年前と比べると高いと感じるコメ価格。

1人1カ月あたりのコメの消費量は昨年度は平均4435グラムと、2018年度以来の低水準となり前の年よりも約6%減少しました。

これは普通サイズの茶碗4.4杯分に相当し、コメの高騰が続くなか、パンやパスタなどに切り替えコメ離れが進んだとみられています。



「値下がり」に「コメ離れ」という状況を生産者はどう受け止めているのでしょうか。

福岡県行橋市でコメを生産する山本貴絵さん。

6月に始める田植えに向けて忙しく準備を進めていますが、不安も感じています。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「需要と供給のバランスなので、確実にお米の値段は下がると思います」



依然、先行きが不透明な中東情勢などの影響もあり、生産に欠かせない燃料や肥料など農業資材の高騰も顕著です。

厳しい状況の中でも山本さんはこれまでと変わらず、品質にこだわった米作りをしていきたいと話します。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「価格と食文化の問題、どちらともきれいに合わさるところでいい金額になってくれたらいいかなと思います」



こうした中、山本さんはコメを使った商品の開発にも取り組んでいます。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「うちのこだわりのお米で作った、そのまま食べられるお米のクスクスゼロ秒ご飯です」



米を研いで炊くという一手間を省ける商品で、そのままサラダなどにふりかけて食べられるほか、お湯をかけるとおかゆのような食感になるといいます。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「お米の価格が不安定で、この先どうなるか分からないという農家もけっこう多いと思うので、新しいこともしていきながら新しい農家の形として進めています」

コメを取り巻く環境がわずか数年で激変する中、生産者も変化を求められています。
不足から一転、「コメ余り」が懸念されています。

販売、そして生産の現場の今を取材しました。

福岡市早良区のドラッグストア「コスモス」です。

店内ではコメも販売していますが、このところ価格に変化が…。

◆記者リポート
「国産米がずらりと並んでいるんですが、ほとんどが4000円を切っています」

国内産のコメの価格はいずれも5キロ税込みで「夢つくし」が3698円、「ひのひかり」が3498円と3500円前後となっていて、今年1月と比べると1割から2割安くなっていると言います。

◆コスモス薬品 垣岩寿明さん
「1月に比べると仕入れ値が下がってきているので、それに合わせて販売価格を下げて提供しています」
去年は5000円を超える時期もあったということですが、2000円近く値段が下がったのはなぜなのでしょうか?

◆コスモス薬品 垣岩寿明さん
「コメ卸の方が、令和7年産のコメの在庫消化を急いでいると聞いていて、その関係で仕入れ値も安くなってきていると。売れ行きは価格が下がってきて、右肩上がりで(2月と比べて)1.5倍前後ぐらいで伸びてきている」

農林水産省によりますと3月末時点でコメの民間在庫量は277万トン。

前年の同じ月を97万トン上回っていて、近年では最も多い水準となっています。
◆来店した人
「頑張って5000円ぐらいで買っていたけど、逆に3000円ぐらいになったからすごく買いやすくてうれしい」

◆来店した人
「まだ高い、でもちょっと慣れてきて前は2000円以下のものを買っていたのに、このごろは3000円で安いと思う」
手に取りやすくなったとはいえ、数年前と比べると高いと感じるコメ価格。

1人1カ月あたりのコメの消費量は昨年度は平均4435グラムと、2018年度以来の低水準となり前の年よりも約6%減少しました。

これは普通サイズの茶碗4.4杯分に相当し、コメの高騰が続くなか、パンやパスタなどに切り替えコメ離れが進んだとみられています。
「値下がり」に「コメ離れ」という状況を生産者はどう受け止めているのでしょうか。

福岡県行橋市でコメを生産する山本貴絵さん。

6月に始める田植えに向けて忙しく準備を進めていますが、不安も感じています。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「需要と供給のバランスなので、確実にお米の値段は下がると思います」
依然、先行きが不透明な中東情勢などの影響もあり、生産に欠かせない燃料や肥料など農業資材の高騰も顕著です。

厳しい状況の中でも山本さんはこれまでと変わらず、品質にこだわった米作りをしていきたいと話します。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「価格と食文化の問題、どちらともきれいに合わさるところでいい金額になってくれたらいいかなと思います」
こうした中、山本さんはコメを使った商品の開発にも取り組んでいます。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「うちのこだわりのお米で作った、そのまま食べられるお米のクスクスゼロ秒ご飯です」
米を研いで炊くという一手間を省ける商品で、そのままサラダなどにふりかけて食べられるほか、お湯をかけるとおかゆのような食感になるといいます。

◆ちいさな農家 米貴 山本貴絵さん
「お米の価格が不安定で、この先どうなるか分からないという農家もけっこう多いと思うので、新しいこともしていきながら新しい農家の形として進めています」

コメを取り巻く環境がわずか数年で激変する中、生産者も変化を求められています。

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