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【やり取り】福岡県議会の蔵内議長「白紙に戻す」 県議会の“取材制限”新ルール検討めぐり「制限する気はない」

政治・行政

6時間前

福岡県議会でメディアの取材制限につながる新たなルールが検討されていることについて29日午後、県議会の蔵内勇夫議長(世界獣医師会長)が取材に応じ、白紙に戻す考えを示しました。

新たなルールは蔵内議長が議会運営委員会の小委員会に諮問したとされ、県議会事務局が22日に明らかにした検討案では、議会棟で取材をする際、事前に議員や議会側の承認を得ることなどをメディアに求めています。

これについて福岡県の服部誠太郎知事は29日午前、「知る権利が阻害されることがあってはならない」との考えを示していました。

蔵内議長との主なやり取りは以下の通りです。

蔵内議長:
知事がコメントを出してございましたので、それにつきまして私のコメントを述べたいと思います。5月11日だったと思いますが、議運(議会運営委員会)の板橋委員長に、議会等における取材のあり方について何かルール化できないか、できるならどんなルールがいいか議運の小委員会で検討してみるようにと要請をいたしました。(ルールの)たたき台を見ますと、私から見ても目的や趣旨が分かりにくく誤解を招く内容でしたので白紙に戻し、重要な論議をやっていただきたいときょう要請をいたしました。

ーー素案の内容が誤解を招くというご説明ですが、知事は「県民の知る権利の阻害になるんじゃないか」とおっしゃっていました。議長はどういうお考えですか。

蔵内議長:
そうですね、私もそう思いましたので、きょうは白紙に戻して今後、自由な論議をやってもらいたいと。また、マスコミの皆さん方の助言も聞いて案作りをしてもらいたいと、そういうことを申し上げました。

ーー何かしら取材ルール自体は作る方針で検討を続けるということですか。

蔵内議長:
まったく白紙です。

ーー議長としては、どういうものをイメージされていますか。

蔵内議長:
私がコメントを先に出すと論議がしにくいと思いますんで、みなさんの論議を待ちたいと思ってます。

ーーきょう(議運の)板橋委員長にもう一度白紙に戻して論議するよう要請したということですか。

蔵内議長:
はい。

ーー議会事務局は当初「蔵内議長の指示で」という説明をしていましたが、その説明が間違っていたということでしょうか。

蔵内議長:
議会内のことですから、やはりそれは最終的には私の責任だと思います。

ーー6月1日の小委員会ではこの取材制限についての議論というのはどうなりますか。

蔵内議長:
6月1日に代表者会議がありますので、他の方にもありますから、一緒にコメントを出したいと思っております。

ーー複数の関係者に取材すると、そもそも(ルールの)原案は議運に諮られる前の段階で議長には共有されているはずだという方が多いんですが。

蔵内議長:
それはございません。

ーー世界獣医師会や学会の講演で蔵内さんの様子を撮影しようとしたら、事務局から止められるというケースがありました。

蔵内議長:
学会というのは学者などが講演されるわけなんです。そういった人たちの許可をもらわないと映像を流してもらっては困るということを言ったと聞いてます。

ーー我々は蔵内さんを撮影していたんですけれども。

蔵内議長:
僕だけならいいけどね。

ーー公の場所での取材を制限されたいっていうお考えもあるんですか。

蔵内議長:
いや、そうではありません。

ーー取材制限につながる非常に重要な問題だと思うんですけれども、そもそもそれをなぜ指示されたのか。

蔵内議長:
議会の内でいろんな意見がありましたので、そういった意見を踏まえて議会として検討したらどうかということを申し上げました。ただいろんな意見についてはここでは申し上げません。

ーー取材制限をしたい、報道規制をしたいという思いがある?

蔵内議長:
全然そんな気はありません。言論の自由だし、万機公論に決すべし。報道が大事だと僕は思ってます。

ーー今後そういった報道規制につながるようなことは考えている?

蔵内議長:
蔵内勇夫が議長の間はありません。

ーー取材したら応じてくれるってことですか。

蔵内議長:
うん、だからその取材のあり方。場所と含めて考えなきゃいけない。

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