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猛暑の夏休み…子供たちの遊び場は“学校” 涼しい教室を開放「放課後ベース」 福岡市内4つの小学校で実施

暮らし

6時間前

連日の猛暑で、「子供を外で遊ばせられない」という声が相次いでいます。

そうした中、福岡市では夏休み中の子供の居場所を確保する取り組みが始まっています。
真夏の午後の公園。

遊具で遊ぶ子どもの姿はほとんど見られません。

◆小学1年生の父親
「熱中症がやっぱり怖いかなと思います。ちょっとだけ(公園に)行こうかっていう感じで行きます」

◆小学4年生の母親
「やはり公園とかも暑くて滑り台とかも使えないので。あまり福岡ないですもんね、室内で遊べるところが」
危険な暑さが続く夏休み。

保護者たちが頭を悩ませる中、子供たちの新たな遊び場として活用されているのが…学校です。

◆記者リポート
「いま夏休み中のはずの小学生たちが続々と集まってきました」

福岡市が今年6月に始めた「放課後ベース」です。
市ではこれまで放課後や長期休暇に校庭を遊び場として開放してきましたが、猛暑の影響で去年から夏休みの校庭開放は中止となりました。

そこで始まったのが、冷房の効いた教室を開放し、子供たちが安心して過ごせる場所を作るこの取り組みです。

福岡市博多区の吉塚小学校では、夏休み中も週3日、午後に教室を開放しています。
◆小学5年生
「週に1回来てます。涼しい中でも遊べるのでいいと思います」

◆小学3年生
「今は外で遊べないので図工室で宿題したりとか。友達がいて一緒に遊べるのが楽しい」

教室ごとに過ごし方を分けているのも特徴です。

こちらは宿題や読書など静かに過ごす部屋。
一方、こちらではブロックやカードゲームなどを自由に楽しめます。
さらに…

◆記者リポート
「こちらの教室では、ホームセンターの従業員による工作教室が開かれています。みんな思い思いの色で作品を仕上げています」

◆講師
「中身をこの中に入れて下さい」

「体験プログラム」として工作やプログラミング、英会話などさまざまな講座も開かれています。
◆小学2年生
「楽しかった」

◆小学2年生
「自分で作ったことはないから作ってうれしかった」

こうした取り組みが始まった背景には、福岡市が以前から抱える「子供の居場所」の課題があります。
市は、共働き家庭の子供が利用できる「放課後児童クラブ」の整備を進めてきました。

一方、家庭の事情にかかわらず誰でも利用できる児童館は中央区の1カ所だけです。

北九州市の39カ所、飯塚市の17カ所と比べても少なく、気軽に利用できる屋内の遊び場の確保が課題となっています。
◆福岡市こども未来局 大木良一 課長
「保護者からも(放課後ベースは)安心して子供を遊ばせることができるとか、学校を身近な居場所として活用できるのでありがたい、といったお声をいただいている。既存の学校などの資源を活用しながら、子どもの居場所づくりに取り組んでいきたい」

福岡市は現在、「放課後ベース」を4つのモデル校で実施していて、今後、実施校を増やせるよう検討を進めています。

猛暑が日常となる中、学校は学びの場だけでなく子供たちの新たな居場所としての役割も求められています。

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