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福岡市の高島市長「5選不出馬」決断の背景 1月にも語っていた心境「痛みを伴ってでも努力して…次にバトンをつなぐのも仕事」 天神ビッグバン、地下鉄延伸、人口20万人増…市民は「まだ続けてほしい」

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4時間前

11月の福岡市長選挙への5選不出馬を自身のSNSで表明した高島宗一郎市長が24日午前、記者会見に臨み、改めて出馬しないことを表明しました。

その決断の背景に迫ります。
◆福岡市 高島宗一郎 市長(24日)
「やりたいことはまだまだあります。でも、自分で決断して今回は次の世代にたすきをつなぎたい」

24日の会見で次の市長選に立候補しないと明言した福岡市の高島市長。

2010年から4期16年にわたる市長の職を退く判断について「人も組織も変わり続けていく。その方が市役所という組織にとっても、福岡市にとっても健全だと思う」と述べました。

◆高島市長(24日)
「街のためと言いながら、いつのまにか権力への執着になる。これって本当に紙一重で、私はそうなる前に自分の身を引きたい」

民放のアナウンサーで政治経験がなかった高島市長。

選挙戦では、若さゆえか強気の発言もありました。

◆市長選出馬時の高島氏(2010年)
「私は自民、公明、みらいの先生方から推薦されてますけど僕はそんな言うこと聞きませんからね、簡単には。なったあとは自分の思う通りにしますから」

現職を相手に不利と言われた下馬評を覆し初当選を果たします。
多くの職員の出迎えを受けて、華々しく市長としてのスタートを切りました。

◆高島市長(2010年)
「スピード感と経営感覚、この2つをしっかり持って前に進んでいきましょう」

以来、約16年。

当時の安倍総理や麻生元総理などの後押しを受けながら、様々な事業を手がけてきました。

中でも「目玉」とされたのが…

◆高島市長(2025年1月)
「福岡の人の思い出が詰まったこの場所に、また生まれ変わり、新しいビルができて、新しい未来が生まれていく」

天神ビッグバン計画です。
国家戦略特区による規制緩和を活用し、ビルの高さ制限を緩和。

天神地区のビルの建て替えは現在も続いています。

今年1月の単独インタビューでは…

◆高島市長(1月)
「天神ビッグバンも2026年末までに93棟の竣工という一つの節目に。こういったプロジェクトを成功に導いていくのも大事な役割」

さらに、交通課題の解決に向けた取り組みも。

この夏から福岡市営地下鉄と西鉄貝塚線の直通運転に向けた検討を始めました。
◆西日本鉄道 林田浩一 社長(7月)
「直通運転になればスムーズに行ったり来たりできるので、地元の期待は大きいと思うし、沿線地域の活性化に大きく寄与すると思う」

◆高島市長(7月)
「(直通運転は)地域の皆さんも望んでいるし実現していければ」

目指すのは、通勤時間帯の混雑率が全国ワースト2位という西鉄貝塚線の混雑緩和です。

地下鉄と同じ6両編成にして直通運転を行う案などが今後検討されることになっています。
高島市長について福岡市民は…

◆50代女性
「まだ続けてほしいと思う」

◆10代男性
「住みやすい街だと思う、福岡は。だから僕は『ありがとうございました』の一言です」

Q.評価できることは
◆70代女性
「一番評価できるのは博多駅前の陥没事故のとき。ものすごく早く取りかかったのがよかった」
高島市長の就任以降、人口が約20万人増加し、日本を代表する元気の良い都市と言われるようになった福岡市。

次の選挙に立候補しないと表明した市長の方針は1月のインタビューでも垣間見ることができました。

◆高島市長(1月)
「私は幸せなことに、例えば七隈線の延伸を決めて、博多駅までつながところまで見ることができた。中長期にわたる骨太のことでも、最初始めることって大変なので、痛みを伴ってでも皆さんにご理解をいただく努力をして、次にバトンをつなぐのも仕事」

バトンを受け取る次の市長は誰になるのか。

これまでのところ次の市長選に出馬の意向を表明した人はいません。

高島市長は任期を終えたあとについて、「何も決めておらず最後まで走り抜けたあとに決めればいいと思う」と話しています。

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