2025/01/21 15:00
小久保監督「今のところほとんどDHは柳田だと思っている」若手の左翼争いに期待、リチャードにチャンスは
ホークス
2025/02/25 06:00
ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が今季の外野及びDHの起用構想について言及した。TNCテレビ西日本の報道番組「CUBE」のインタビューに応じ、すでに左翼兼DHでの起用を明言しているチーム最年長、柳田悠岐外野手(36)について「DHはほとんど柳田だとは思っている」と話した。
小久保監督は昨秋の日本シリーズ終了後、柳田と近藤健介外野手(31)の基本ポジションを入れ替え、柳田を左翼、近藤を右翼にそれぞれコンバートするプランを公表した。右翼守備は内野のバックアップを含め運動量が多く、柳田の年暦的な負担を考慮したもの。その上で、DHを兼ねる柳田が守らない場合の左翼が「競争枠」となる方針を明かしていた。
リーグ優勝した昨年のソフトバンクで、選手別DH起用数は山川が最多で45試合。近藤が43試合で続き、4月末に登録抹消されて以降は1軍でのプレー機会がなかったウォーカー(昨年限りで退団)が16試合、負傷で約4カ月の離脱期間があった柳田が14試合だった。
小久保監督は今季の柳田のDHでの出場割合について「正直、レフトに入ってくる選手次第というところはある」と説明。「柳田も足が元気で、レフトに入れる選手が決め手を欠くのであれば、柳田を守らしてDH枠に誰かを使う可能性は出てくる。そうなると(柳田の)守備の負担がまた増えるかもしれないけど」と前置きした上で「今のところほとんどDHは柳田だと思ってはいますけどね」と話した。
今年のソフトバンクは巨人に移籍した甲斐拓也選手が長年守ってきた捕手はもちろん、左翼にどの選手が入ってくるかが焦点の一つだった。春季キャンプでは外野手のうち柳田、近藤らが独自調整を許されるS組でスタートした一方、A組には柳町、正木、川村、緒方ら昨年までに1軍実績のある選手に加え、昨年の日本シリーズでスタメンを経験し新たな大砲候補と期待される5年目の笹川を抜てき。S組野手の実戦出場は3月からの見込みで、B組スタートだった選手も含めそれぞれアピールを続けてきた。
柳田が左翼を守る場合、DHは昨年同様、近藤や山川が入るケースもあるとみられる。近藤はリーグ優勝直前だった昨年9月の試合中に右足首を負傷。日本シリーズでは守備を除いて復帰し、オフや自主トレ期間もリハビリを続けてきた。現在は本人が「もう治っている」というものの、故障明けで負担も懸念される。小久保監督は「もちろん連戦が続いた時に、体が疲れてきたりした時は当然DHにはなる」としており、昨年同様にDH枠を有効活用していくことを示唆した。
今季は大砲候補の外国人を補強していない。柳田が守備に就く場合のDHについては、リチャードや石塚ら打力を優先しての若手起用も考えられる。チーム屈指のパワーがありながら8年目を迎えたリチャードについて、小久保監督は「出せるところとなったら限られる。レフトを守るわけにはいかないので。だから与えられるチャンスは少ないと思っていますよ。でも、そのチャンスをモノにしようという姿で(キャンプに)入ってきていますしね」と変化を認めた上で今後のアピールに期待した。
小久保監督は今年のキャンプで初めてS組を導入した経緯、今春の最大の注目である正捕手争いなどについても言及した。YouTube「ももスポチャンネル」で配信中。
(TNC「福岡NEWSファイルCUBE」22日オンエアより)
小久保監督は昨秋の日本シリーズ終了後、柳田と近藤健介外野手(31)の基本ポジションを入れ替え、柳田を左翼、近藤を右翼にそれぞれコンバートするプランを公表した。右翼守備は内野のバックアップを含め運動量が多く、柳田の年暦的な負担を考慮したもの。その上で、DHを兼ねる柳田が守らない場合の左翼が「競争枠」となる方針を明かしていた。
リーグ優勝した昨年のソフトバンクで、選手別DH起用数は山川が最多で45試合。近藤が43試合で続き、4月末に登録抹消されて以降は1軍でのプレー機会がなかったウォーカー(昨年限りで退団)が16試合、負傷で約4カ月の離脱期間があった柳田が14試合だった。
小久保監督は今季の柳田のDHでの出場割合について「正直、レフトに入ってくる選手次第というところはある」と説明。「柳田も足が元気で、レフトに入れる選手が決め手を欠くのであれば、柳田を守らしてDH枠に誰かを使う可能性は出てくる。そうなると(柳田の)守備の負担がまた増えるかもしれないけど」と前置きした上で「今のところほとんどDHは柳田だと思ってはいますけどね」と話した。
今年のソフトバンクは巨人に移籍した甲斐拓也選手が長年守ってきた捕手はもちろん、左翼にどの選手が入ってくるかが焦点の一つだった。春季キャンプでは外野手のうち柳田、近藤らが独自調整を許されるS組でスタートした一方、A組には柳町、正木、川村、緒方ら昨年までに1軍実績のある選手に加え、昨年の日本シリーズでスタメンを経験し新たな大砲候補と期待される5年目の笹川を抜てき。S組野手の実戦出場は3月からの見込みで、B組スタートだった選手も含めそれぞれアピールを続けてきた。
柳田が左翼を守る場合、DHは昨年同様、近藤や山川が入るケースもあるとみられる。近藤はリーグ優勝直前だった昨年9月の試合中に右足首を負傷。日本シリーズでは守備を除いて復帰し、オフや自主トレ期間もリハビリを続けてきた。現在は本人が「もう治っている」というものの、故障明けで負担も懸念される。小久保監督は「もちろん連戦が続いた時に、体が疲れてきたりした時は当然DHにはなる」としており、昨年同様にDH枠を有効活用していくことを示唆した。
今季は大砲候補の外国人を補強していない。柳田が守備に就く場合のDHについては、リチャードや石塚ら打力を優先しての若手起用も考えられる。チーム屈指のパワーがありながら8年目を迎えたリチャードについて、小久保監督は「出せるところとなったら限られる。レフトを守るわけにはいかないので。だから与えられるチャンスは少ないと思っていますよ。でも、そのチャンスをモノにしようという姿で(キャンプに)入ってきていますしね」と変化を認めた上で今後のアピールに期待した。
小久保監督は今年のキャンプで初めてS組を導入した経緯、今春の最大の注目である正捕手争いなどについても言及した。YouTube「ももスポチャンネル」で配信中。
(TNC「福岡NEWSファイルCUBE」22日オンエアより)
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