受験シーズンで「抗体検査」関心高まる 自宅で受けられるキットが人気 番組スタッフも体験 【福岡発】
暮らし
2022/11/25 20:55
新型コロナ第8波への警戒が強まる中、問い合わせが増えている抗体検査。
特に、これから大事な時期を迎える受験生からの依頼が増えているといいますが、その理由を取材しました。
▼川崎キャスター
「福岡市内の予備校に来ています。この予備校の中で行われているのがインフルエンザの集団予防接種で、対象は受験生です」
25日、福岡市内の予備校で行われていたのは、インフルエンザのワクチン接種です。
24日と25日の2日間で、大学受験を控えた約230人の生徒が接種を受けました。
▼川崎キャスター
「共通テストが50日後ということで、そこは健康な状態で受けたいですもんね」
▼予備校生
「今が重要な時期なので、いまかかったら大変なことになるので」
▼川崎キャスター
「1年間、一生懸命勉強してきたところで、感染の警戒もしないといけないが」
▼予備校生
「受験も近づいてきている中で、感染してしまわないように気をつけるのは大変です」
▼予備校生
「今年コロナとインフルエンザがはやるかもと言われているので、受験に一生懸命集中するためにも」
50日後には大学入学共通テストが実施されるなど、本格的な受験シーズンに突入します。
ただ、この冬はコロナとインフルエンザのダブル流行が懸念されているため、この予備校では最大限に警戒を強めています。
そんな中、やはり気になるのは、新型コロナの感染拡大です。
福岡県の23日の新規感染者は、約2カ月ぶりに3000人を超える(3609人)など、第8波への警戒感が強まっています。
▼川崎キャスター
「今まさに授業中なんですけど、感染対策を徹底していて、この大きな扇風機で空気を外に逃がして、そして気温が下がってきましたけど、窓を開けて喚起をしっかり行っています」
この予備校では、授業中は喚気を徹底しています。
さらに…
▼職員
「みんな静かにご飯食べてね。ご飯食べたらマスクして話していいから」
食事の時は『黙食』を呼びかけるなど、感染対策を強化しています。
▼北九州予備校博多駅校 有吉淳 事務長
「彼らにとっては今年しかないので、そこは思いをしっかり支えてあげたい」
予備校も感染対策に神経を尖らせる中、受験生にいま注目されているサービスがあるといいます。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「こちらが抗体量を調べられる検査キットです」
ワクチン接種などによって、いま自分の体にどのくらい新型コロナに対する抗体量があるかを調べられる検査です。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「いま問い合わせが多くなっているのが、受験シーズンでワクチンを接種する副反応を警戒される方が多くて、(受験生の)親がどういう時期にワクチンを接種すればいいか判断として抗体検査をしたいという人が増えています」
こちらの埼玉県にある会社では、自宅で簡単に受けられる抗体検査サービスを開始しました。
受験シーズンが間近に迫ったいま、受験生を持つ親からの依頼が急増、その背景にあるのは、全国的な新型コロナの感染拡大です。
11月の申し込みは、10月に比べ約2倍になっているといいます。
この会社の抗体検査の特徴は…
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「どんな種類の変異株に対する抗体があるか、どの程度の抗体量があるか、そういったところをデータ的に検査する抗体検査サービスになります」
従来株に加え、BA.1やBA.5などといった、いま流行しているオミクロン株に対する抗体量も調べることができます。
120の数値以上だと十分に抗体量があることになります。
では、どのように検査を行うのでしょうか?
実際に番組スタッフが体験してみました。
▼番組スタッフ(40代)
「怖ーい。これ。やったことない、こういうの。押せばいいの?」
今年3月にワクチンの3回目の接種を終え、8月に新型コロナに感染した40代の男性スタッフ。
指先から血液を採取、専用の用紙に染み込ませるだけです。
Q.いかがでしたか?
▼番組スタッフ(40代)
「思ってたよりは簡単にできたかな」
あとは用紙を送り、1週間ほどで結果が判明します。
そして25日、検査結果が届きました。
▼番組スタッフ(40代)
「思ったのとちょっと違う意外な結果ですよね」
果たして、3カ月前に感染したスタッフの抗体量は?
▼番組スタッフ(40代)
「ボーダー越えていますよ」
40代スタッフの抗体検査の結果では、従来株、オミクロン株ともに、抗体量が十分に期待できるとされる「120」の数値を超えていました。
ワクチン接種は3回、すべて従来型で、3回目を接種したのは8カ月前の3月です。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「(3回目接種が)3月ぐらいだと、通常だともっと抗体量が減っていることもあるが、8月に感染しているので4回目接種したような形でブースター効果が出ているのでは」
一方、こちらは40代男性スタッフ同様、3月に3回目を接種した50代の女性スタッフです。
感染歴はありません。
その結果は…
すべての株において、十分な抗体量がありませんでした。
第8波で主流となっているBA.5に関してはゼロという数値です。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「抗体ができる量には個人差がある。比較的年齢が高い場合には抗体ができづらく減りやすい。抗体量が多い・少ない、多いからいいとか少ないから悪い、というのではなくて、自身の状況を正確に捉えて行動してほしい」
(TNC報道ワイド「記者のチカラ」 2022年11月25日OAより)
特に、これから大事な時期を迎える受験生からの依頼が増えているといいますが、その理由を取材しました。
▼川崎キャスター
「福岡市内の予備校に来ています。この予備校の中で行われているのがインフルエンザの集団予防接種で、対象は受験生です」
25日、福岡市内の予備校で行われていたのは、インフルエンザのワクチン接種です。
24日と25日の2日間で、大学受験を控えた約230人の生徒が接種を受けました。
▼川崎キャスター
「共通テストが50日後ということで、そこは健康な状態で受けたいですもんね」
▼予備校生
「今が重要な時期なので、いまかかったら大変なことになるので」
▼川崎キャスター
「1年間、一生懸命勉強してきたところで、感染の警戒もしないといけないが」
▼予備校生
「受験も近づいてきている中で、感染してしまわないように気をつけるのは大変です」
▼予備校生
「今年コロナとインフルエンザがはやるかもと言われているので、受験に一生懸命集中するためにも」
50日後には大学入学共通テストが実施されるなど、本格的な受験シーズンに突入します。
ただ、この冬はコロナとインフルエンザのダブル流行が懸念されているため、この予備校では最大限に警戒を強めています。
そんな中、やはり気になるのは、新型コロナの感染拡大です。
福岡県の23日の新規感染者は、約2カ月ぶりに3000人を超える(3609人)など、第8波への警戒感が強まっています。
▼川崎キャスター
「今まさに授業中なんですけど、感染対策を徹底していて、この大きな扇風機で空気を外に逃がして、そして気温が下がってきましたけど、窓を開けて喚起をしっかり行っています」
この予備校では、授業中は喚気を徹底しています。
さらに…
▼職員
「みんな静かにご飯食べてね。ご飯食べたらマスクして話していいから」
食事の時は『黙食』を呼びかけるなど、感染対策を強化しています。
▼北九州予備校博多駅校 有吉淳 事務長
「彼らにとっては今年しかないので、そこは思いをしっかり支えてあげたい」
予備校も感染対策に神経を尖らせる中、受験生にいま注目されているサービスがあるといいます。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「こちらが抗体量を調べられる検査キットです」
ワクチン接種などによって、いま自分の体にどのくらい新型コロナに対する抗体量があるかを調べられる検査です。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「いま問い合わせが多くなっているのが、受験シーズンでワクチンを接種する副反応を警戒される方が多くて、(受験生の)親がどういう時期にワクチンを接種すればいいか判断として抗体検査をしたいという人が増えています」
こちらの埼玉県にある会社では、自宅で簡単に受けられる抗体検査サービスを開始しました。
受験シーズンが間近に迫ったいま、受験生を持つ親からの依頼が急増、その背景にあるのは、全国的な新型コロナの感染拡大です。
11月の申し込みは、10月に比べ約2倍になっているといいます。
この会社の抗体検査の特徴は…
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「どんな種類の変異株に対する抗体があるか、どの程度の抗体量があるか、そういったところをデータ的に検査する抗体検査サービスになります」
従来株に加え、BA.1やBA.5などといった、いま流行しているオミクロン株に対する抗体量も調べることができます。
120の数値以上だと十分に抗体量があることになります。
では、どのように検査を行うのでしょうか?
実際に番組スタッフが体験してみました。
▼番組スタッフ(40代)
「怖ーい。これ。やったことない、こういうの。押せばいいの?」
今年3月にワクチンの3回目の接種を終え、8月に新型コロナに感染した40代の男性スタッフ。
指先から血液を採取、専用の用紙に染み込ませるだけです。
Q.いかがでしたか?
▼番組スタッフ(40代)
「思ってたよりは簡単にできたかな」
あとは用紙を送り、1週間ほどで結果が判明します。
そして25日、検査結果が届きました。
▼番組スタッフ(40代)
「思ったのとちょっと違う意外な結果ですよね」
果たして、3カ月前に感染したスタッフの抗体量は?
▼番組スタッフ(40代)
「ボーダー越えていますよ」
40代スタッフの抗体検査の結果では、従来株、オミクロン株ともに、抗体量が十分に期待できるとされる「120」の数値を超えていました。
ワクチン接種は3回、すべて従来型で、3回目を接種したのは8カ月前の3月です。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「(3回目接種が)3月ぐらいだと、通常だともっと抗体量が減っていることもあるが、8月に感染しているので4回目接種したような形でブースター効果が出ているのでは」
一方、こちらは40代男性スタッフ同様、3月に3回目を接種した50代の女性スタッフです。
感染歴はありません。
その結果は…
すべての株において、十分な抗体量がありませんでした。
第8波で主流となっているBA.5に関してはゼロという数値です。
▼プロテックス 須賀新太郎さん
「抗体ができる量には個人差がある。比較的年齢が高い場合には抗体ができづらく減りやすい。抗体量が多い・少ない、多いからいいとか少ないから悪い、というのではなくて、自身の状況を正確に捉えて行動してほしい」
(TNC報道ワイド「記者のチカラ」 2022年11月25日OAより)
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