2023/02/15 11:30
5歳児餓死 “ママ友”2審も懲役15年判決 「1審判決に不合理な点ない」控訴を棄却 福岡高裁
暮らし
2023/03/09 17:00
福岡県篠栗町で2020年、当時5歳の男の子を餓死させたなどとして罪に問われている「ママ友」の女に対し、福岡高裁は懲役15年とした1審判決を支持し、被告側の控訴を棄却しました。
1審判決によりますと、篠栗町の無職・赤堀恵美子被告(50)は、知人の碇利恵受刑者(41)と共謀し、2020年4月、碇受刑者の三男・翔士郎ちゃん(当時5)に十分な食事を与えず餓死させました。
また、碇受刑者から調査費用などの名目で約200万円をだまし取るなどしました。
赤堀被告は一貫して無罪を主張し、1審判決前の去年9月、TNCの記者の接見に応じた際も、「私は何一つ嘘はない」「法廷で真実を言えたのは3分の1しかない」などと訴えていました。
裁判員裁判の1審の福岡地裁は、赤堀被告が碇受刑者の生活全般を支配していたことなどを認め、懲役15年の判決を言い渡し、赤堀被告はこれを不服として控訴していました。
9日、福岡高裁で開かれた控訴審の判決で、市川太志裁判長は、「1審の判決に不合理な点はない」などとして、赤堀被告の控訴を棄却しました。
赤堀被告の弁護側は判決後「主張が認められず極めて残念。上告するかは本人と話して決める」とコメントしています。
1審判決によりますと、篠栗町の無職・赤堀恵美子被告(50)は、知人の碇利恵受刑者(41)と共謀し、2020年4月、碇受刑者の三男・翔士郎ちゃん(当時5)に十分な食事を与えず餓死させました。
また、碇受刑者から調査費用などの名目で約200万円をだまし取るなどしました。
赤堀被告は一貫して無罪を主張し、1審判決前の去年9月、TNCの記者の接見に応じた際も、「私は何一つ嘘はない」「法廷で真実を言えたのは3分の1しかない」などと訴えていました。
裁判員裁判の1審の福岡地裁は、赤堀被告が碇受刑者の生活全般を支配していたことなどを認め、懲役15年の判決を言い渡し、赤堀被告はこれを不服として控訴していました。
9日、福岡高裁で開かれた控訴審の判決で、市川太志裁判長は、「1審の判決に不合理な点はない」などとして、赤堀被告の控訴を棄却しました。
赤堀被告の弁護側は判決後「主張が認められず極めて残念。上告するかは本人と話して決める」とコメントしています。
最新
BREAKING NEWS
-
1時間前
「ひと目見たいという気持ちが抑えられませんでした」 “ストーカー行為”禁止命令を受けていたのに女子高校生を待ち伏せ 大学生の22歳男を逮捕 福岡県
-
3時間前
早くも試算…ホークス「日本一」なら経済波及効果は447億円 優勝記念セールの売り上げ増加などで 福岡県が発表
-
3時間前
4年ぶり歓喜から一夜明け ホークス優勝セールはじまる デパートには開店前から行列 福岡市
-
3時間前
警察の一日署長に「通学路戦士パトーラ」事故でいとこ亡くした女性(30) 交通安全を訴え「二度と同じこと起きてほしくない」福岡
-
14時間前
捜査員に声をかけて御用…中洲で客引きしていた男を現行犯逮捕「親に借金をしていたので手っ取り早く稼ぎたかった」福岡市博多区