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あなたの日傘、劣化していませんか? 福岡の老舗が教える“長持ちテク” 重要なのは「畳み方」

気象・災害

5時間前

6月30日も福岡県内は各地で気温が上がり、太宰府市では36.2℃と6月3回目の猛暑日となりました。

厳しい暑さを和らげてくれる「日傘」ですが、“劣化”には注意が必要です。



連日暑い日が続く中、使用する機会が増えているアイテムといえば…

◆20代
「すごく暑くて、日傘がないと外に出られないです。UVカット率、多分100%だったと思います」

◆50代
「紫外線を通さないタイプの日傘を使っています」

日差しや紫外線対策に欠かせない「日傘」です。



福岡市・天神にある明治39年創業の老舗傘店には、日傘を求めて多くのお客さんが訪れていました。

Q.きょうは何を購入した?
◆来店客
「日傘。折り畳みの日傘。街中はいいけど、ちょっと郊外に行ったりすると日陰がない所があるでしょ」



さらに、こちらの親子はー

◆小学生の子供を持つ母親
「子供の日傘を買いに来ました。(学校から)帰ってくるのが一番暑い時刻で、顔を真っ赤にして帰ってくるので、暑さ対策に日傘が一番手軽かなと思って」

小学生の女の子が選んだのは子供用の日傘です。

店の人から説明を受けていると…



◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「前が見えるし、遮光がついていて、というタイプ。あと使っているうちに、だんだん裏のコーディングが劣化したり」

◆母親
「あ…私の…(日傘)」

◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「ちょっとそれ見せてもらっていいですか?」



傘をひらいて確認してみると…

◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「これはわかりやすいですね」

5~6年使っているというこの日傘。

白っぽくなっているところは、遮光のコーティングがはがれている場所だといいます。



「新品の日傘」と「劣化した日傘」に光をあてて比べた様子を見てみると、どちらも遮光率は100%近いものですが、右側の劣化した傘はコーティングが剥がれ、光を通しているのがわかります。

それでは、日傘をなるべく長く効果的に使うにはどうすればよいか、店の人に聞きました。



◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「畳むときに、みんなよくグルグルする。何気にやるけど、グルグルこすると摩擦や圧力をかけてしまうので、コーティングがはがれやすくなったり」

日傘の効果を長持ちさせるため、最も気を付けなければならないのは「畳み方」だといいます。

◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「骨を寄せてもらって、紐を持って畳むとよい。紐をひっぱりすぎて布を破く人がいるので、紐をもって抑えながら巻いたら、あまり布を触らずにきれいに畳めるので、こうしたら長持ちします」

生地をできるだけ触らずにたたむだけで、遮光やUVカットの効果が長持ちするということです。

これから夏本番を迎え、さらに使用頻度が増えそうな日傘。

日差しや紫外線から身を守るため、傘の畳み方も気にかけてみてはいかがでしょうか。
6月30日も福岡県内は各地で気温が上がり、太宰府市では36.2℃と6月3回目の猛暑日となりました。

厳しい暑さを和らげてくれる「日傘」ですが、“劣化”には注意が必要です。
連日暑い日が続く中、使用する機会が増えているアイテムといえば…

◆20代
「すごく暑くて、日傘がないと外に出られないです。UVカット率、多分100%だったと思います」

◆50代
「紫外線を通さないタイプの日傘を使っています」

日差しや紫外線対策に欠かせない「日傘」です。
福岡市・天神にある明治39年創業の老舗傘店には、日傘を求めて多くのお客さんが訪れていました。

Q.きょうは何を購入した?
◆来店客
「日傘。折り畳みの日傘。街中はいいけど、ちょっと郊外に行ったりすると日陰がない所があるでしょ」
さらに、こちらの親子はー

◆小学生の子供を持つ母親
「子供の日傘を買いに来ました。(学校から)帰ってくるのが一番暑い時刻で、顔を真っ赤にして帰ってくるので、暑さ対策に日傘が一番手軽かなと思って」

小学生の女の子が選んだのは子供用の日傘です。

店の人から説明を受けていると…
◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「前が見えるし、遮光がついていて、というタイプ。あと使っているうちに、だんだん裏のコーディングが劣化したり」

◆母親
「あ…私の…(日傘)」

◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「ちょっとそれ見せてもらっていいですか?」
傘をひらいて確認してみると…

◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「これはわかりやすいですね」

5~6年使っているというこの日傘。

白っぽくなっているところは、遮光のコーティングがはがれている場所だといいます。
「新品の日傘」と「劣化した日傘」に光をあてて比べた様子を見てみると、どちらも遮光率は100%近いものですが、右側の劣化した傘はコーティングが剥がれ、光を通しているのがわかります。

それでは、日傘をなるべく長く効果的に使うにはどうすればよいか、店の人に聞きました。
◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「畳むときに、みんなよくグルグルする。何気にやるけど、グルグルこすると摩擦や圧力をかけてしまうので、コーティングがはがれやすくなったり」

日傘の効果を長持ちさせるため、最も気を付けなければならないのは「畳み方」だといいます。

◆しばた洋傘店 柴田篤志さん
「骨を寄せてもらって、紐を持って畳むとよい。紐をひっぱりすぎて布を破く人がいるので、紐をもって抑えながら巻いたら、あまり布を触らずにきれいに畳めるので、こうしたら長持ちします」

生地をできるだけ触らずにたたむだけで、遮光やUVカットの効果が長持ちするということです。

これから夏本番を迎え、さらに使用頻度が増えそうな日傘。

日差しや紫外線から身を守るため、傘の畳み方も気にかけてみてはいかがでしょうか。

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