６人死亡アパート火災　防犯カメラに逮捕された男が原付バイクで逃走する様子　殺人容疑も視野に捜査　福岡・北九州市

北九州市のアパート「中村荘」が放火され６人が死亡した事件で、逮捕された男と特徴が一致する人物が原付バイクで逃走する様子が現場付近の防犯カメラに映っていたことが分かりました。

この事件は、２０１７年５月、北九州市小倉北区清水の「中村荘」に火を放ち全焼させた疑いで、元住人の井上浩二容疑者（５６）が現住建造物等放火などの疑いで逮捕されたものです。

その後の捜査関係者への取材で、事件前後、現場付近の防犯カメラに、原付バイクに乗ってきた不審人物が現れ、その後走り去る様子が映っていたことが分かりました。

解析の結果、この不審人物の服装や原付バイクの特徴が、井上容疑者のものと一致しているということです。

警察の調べに対し、井上容疑者は「そのようなことはやっていません」などと容疑を否認しているということで、警察は殺人容疑も視野に捜査しています。