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夏の参院選 福岡選挙区に国民民主党・新人の川元健一氏(45)が立候補を表明 現職議員は警戒

政治・行政

9時間前

今年の夏に行われる参議院議員選挙の福岡選挙区に、国民民主党の新人が立候補することを表明しました。

現役の議員は警戒感を強めています。



◆国民民主党・新人 川元健一 氏(45)
「この夏の参院選に国民民主から挑戦を予定している川元健一と申します」

3日、次の参議院議員選挙への立候補を表明したのは、国民民主党の新人・川元健一氏(45)。

福岡市早良区出身で、久留米附設高校、一橋大学を卒業後、ソニーで海外赴任を経験し国際事業を担当。

その後、宇宙開発事業を手掛ける企業で役員を務めていました。

◆国民民主党・新人 川元健一 氏
「現役世代で働く人たちがもっと希望を持っていく社会を作りたい。そのことをど真ん中に掲げている国民民主党から、みなさんと一緒に頑張っていきたいと思っています」

国民民主党といえば、去年の衆院選で「手取りを増やす!」をキャッチコピーに「103万円の壁」“撤廃”を打ち出し、議席数を4倍に伸ばす大躍進を見せました。

そんな、国政の「台風の目」となっている国民民主党の候補が、福岡の次の参院選に出馬することで、これまでの“戦いの構図”は大きく変わる可能性もあります。

しかし、街の人に聞いてみると…



Q.参議院議員選挙に興味はありますか?
◆街の人
「ないです…」
「参議院…知らん。誰がなったって同じやけん分からん、そんなん気にしとらん」

Q.いつ参院選があるか知っていますか?
◆街の人
「知事選以外は今は分からないですね」



夏の参議院選挙をめぐる福岡の「顔ぶれ」はいまどうなっているのか?

現在、福岡に与えられている参議院議員の椅子は全部で「6議席」。

このうち半数の3議席が今年7月に6年の任期満了を迎え、改選のための「参議院議員選挙」が行われます。

議席獲得を脅かす国民民主党の存在に、現職の議員は…



◆公明党 下野六太 参院議員
「国民民主党が非常に多くの支持率を集めてきているのは当然認識があります。しかし、自分らしく戦っていくということのみ」

前回選挙で初当選を果たした公明党の現職・下野六太氏(60)。

30年にわたる中学教師の経験を活かし、子育て支援や教育政策に力を入れたい考えです。

◆公明党 下野六太 参院議員
「生活をきちんと保証していくことを視野に入れて、そこにもしっかり手を打ちながら、『子育て』『教育』に力を入れたいと思っています」



3期目の当選を目指す立憲民主党の現職・野田国義氏(66)。

新人候補に対し脅威を感じているのが…

◆立憲民主党 野田国義 参院議員
「やっぱりSNSじゃないですか。これで『ばー』っと広がる」

実際に、国民民主党は去年の衆院選で「SNS戦略」を駆使し、支持の拡大に成功しました。

◆立憲民主党 野田国義 参院議員
「選挙の形態が空中戦の方にちょっとフワフワした部分というか出てきましたので、しっかりと対策していかないといけない」



◆岸田文雄 前首相(2月28日、福岡市)
「私が内閣総理大臣を務めている時に、松山さんに自民党参議院幹事長をお願いして、支えていただいた」

2月28日、岸田前首相が激励に訪れたのは、5期目の当選を目指す自民党の現職・松山政司氏(66)です。

◆自民党 松山政司 参院議員
「昨年の衆議院選挙は厳しい結果を頂戴しましたから、今年の参院選挙は絶対に負けられない戦いでもあります。(自民党が)いまどういった考えでどういったことを目指して地方のためにもやっているかということを、一人でも多くの福岡の方々に理解してもらえるように、極力県内を回らせていただこうと思っております」



3人の現職のほかに、社民党も新人の候補者を擁立。

県立高校で社会科教師を務めていた那須敬子氏(65)です。

◆社民党・新人 那須敬子 氏
「福岡選挙区3人区と言っていますが、前回も前々回も指定席であるかのように3人の男性がずらりと並んでいます。男性ばかりです。私はここにぜひ風穴を開けたいと思います」

夏に実施される参議院議員選挙。

各陣営の動きがこれから本格化しそうです。
今年の夏に行われる参議院議員選挙の福岡選挙区に、国民民主党の新人が立候補することを表明しました。

現役の議員は警戒感を強めています。
◆国民民主党・新人 川元健一 氏(45)
「この夏の参院選に国民民主から挑戦を予定している川元健一と申します」

3日、次の参議院議員選挙への立候補を表明したのは、国民民主党の新人・川元健一氏(45)。

福岡市早良区出身で、久留米附設高校、一橋大学を卒業後、ソニーで海外赴任を経験し国際事業を担当。

その後、宇宙開発事業を手掛ける企業で役員を務めていました。

◆国民民主党・新人 川元健一 氏
「現役世代で働く人たちがもっと希望を持っていく社会を作りたい。そのことをど真ん中に掲げている国民民主党から、みなさんと一緒に頑張っていきたいと思っています」

国民民主党といえば、去年の衆院選で「手取りを増やす!」をキャッチコピーに「103万円の壁」“撤廃”を打ち出し、議席数を4倍に伸ばす大躍進を見せました。

そんな、国政の「台風の目」となっている国民民主党の候補が、福岡の次の参院選に出馬することで、これまでの“戦いの構図”は大きく変わる可能性もあります。

しかし、街の人に聞いてみると…
Q.参議院議員選挙に興味はありますか?
◆街の人
「ないです…」
「参議院…知らん。誰がなったって同じやけん分からん、そんなん気にしとらん」

Q.いつ参院選があるか知っていますか?
◆街の人
「知事選以外は今は分からないですね」
夏の参議院選挙をめぐる福岡の「顔ぶれ」はいまどうなっているのか?

現在、福岡に与えられている参議院議員の椅子は全部で「6議席」。

このうち半数の3議席が今年7月に6年の任期満了を迎え、改選のための「参議院議員選挙」が行われます。

議席獲得を脅かす国民民主党の存在に、現職の議員は…
◆公明党 下野六太 参院議員
「国民民主党が非常に多くの支持率を集めてきているのは当然認識があります。しかし、自分らしく戦っていくということのみ」

前回選挙で初当選を果たした公明党の現職・下野六太氏(60)。

30年にわたる中学教師の経験を活かし、子育て支援や教育政策に力を入れたい考えです。

◆公明党 下野六太 参院議員
「生活をきちんと保証していくことを視野に入れて、そこにもしっかり手を打ちながら、『子育て』『教育』に力を入れたいと思っています」
3期目の当選を目指す立憲民主党の現職・野田国義氏(66)。

新人候補に対し脅威を感じているのが…

◆立憲民主党 野田国義 参院議員
「やっぱりSNSじゃないですか。これで『ばー』っと広がる」

実際に、国民民主党は去年の衆院選で「SNS戦略」を駆使し、支持の拡大に成功しました。

◆立憲民主党 野田国義 参院議員
「選挙の形態が空中戦の方にちょっとフワフワした部分というか出てきましたので、しっかりと対策していかないといけない」
◆岸田文雄 前首相(2月28日、福岡市)
「私が内閣総理大臣を務めている時に、松山さんに自民党参議院幹事長をお願いして、支えていただいた」

2月28日、岸田前首相が激励に訪れたのは、5期目の当選を目指す自民党の現職・松山政司氏(66)です。

◆自民党 松山政司 参院議員
「昨年の衆議院選挙は厳しい結果を頂戴しましたから、今年の参院選挙は絶対に負けられない戦いでもあります。(自民党が)いまどういった考えでどういったことを目指して地方のためにもやっているかということを、一人でも多くの福岡の方々に理解してもらえるように、極力県内を回らせていただこうと思っております」
3人の現職のほかに、社民党も新人の候補者を擁立。

県立高校で社会科教師を務めていた那須敬子氏(65)です。

◆社民党・新人 那須敬子 氏
「福岡選挙区3人区と言っていますが、前回も前々回も指定席であるかのように3人の男性がずらりと並んでいます。男性ばかりです。私はここにぜひ風穴を開けたいと思います」

夏に実施される参議院議員選挙。

各陣営の動きがこれから本格化しそうです。

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