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【直撃】事実上の“武田派”始動か…「20人必要」「木曜日に例会」グループ結成の真意 武田良太元総務大臣が語る(上) 福岡

政治・行政

1時間前

2月の衆院選で国政復帰した自民党の武田良太元総務大臣が党内の政策グループを旗揚げし、活動を活発化させている。党内では新たなグループの立ち上げや会合など“派閥回帰”ともいえる動きが広がり、事実上の「武田派」との見方も浮上している。こうした見方に武田氏本人が胸中を語った。

◇   ◇   ◇


「高市総理は非常に決断力と実行力があるリーダー」

ーー高市早苗総理がいま前面に押し出しているのが憲法改正の問題です。先日の自民党大会でも「発議のめどが立った状態で来年の党大会を迎えたい」と訴えました。武田さんは率直に高市総理をどのように評価されていますか。

武田良太氏(以下、武田氏):
非常に決断力があって、そして実行力があるリーダーだと思いますね。物事を決める力があります。実行する力もあると思いますね。

ーーそんな中、武田さんは4月に新たな政策グループを立ち上げました。改めてその目的を教えてください。

武田氏:
ホルムズ海峡の話もありますし、2025年には米の問題もありました。サイバーテロのも重要な問題となってます。今まで安全保障というのは国防に限った言い方をしてたんですけども、そうではなくて外国の紛争によって国民の食卓を脅かされたり、産業や個人生活に影響する燃料問題も起きたりする。やはり食の安全保障、エネルギーの安全保障、経済の安全保障、そして災害大国ですから国土強靱化も含む災害からの安全保障、そうしたいろんな分野を細分化してそれぞれの項目別に政策を立ち上げていかなくてはならないという教訓を我々は得たと思うんです。それを実行に移すための政策集団を立ち上げたということですね。
【取材メモ】武田氏の新たな政策グループ立ち上げ

武田氏が立ち上げた「総合安全保障研究会」。旧態依然とした派閥論理とは決別し、さまざまな安全保障分野に関する議論を重ねて議員立法を目指すとしている。例会を毎週木曜日に開き、専門家を講師に招くなどして議論を深めるとする。4月2日の初会合には旧二階派を中心に国会議員22人が出席し、福岡の選挙区では4区の宮内秀樹氏と6区の鳩山二郎氏が参加した。新人議員にも広く参加を呼びかけている。



「一定の数、勢力が必要」
ーーさっそく外交の専門家を招いての勉強会などもされたそうですね。

武田氏:
イランの専門家を招いて勉強会を始めました。

ーー毎週木曜日の昼に会合を開き、会費もあると、自民党内では公然と「武田派の発足」とも言われています。

武田氏:
中選挙区のときは同一の選挙区からたくさんの自民党候補が出ていた。だから競い合っていた分、自民党の中にもグループができたのは必然だと思うんですが、小選挙区になってからは1つの選挙区から1人しか立たなくなって、まるっきり昔の派閥とは実態が違うんですね。

もちろん互助会的な部分もあるんですけども、なぜ20人が必要かといえば、その政策集団によって新たな議員立法を打ち立てる最低要件が20人だからなんです。それを、あたかも「総裁選に出るのに20人の推薦が必要だから」という評価をされる方いますが、そうではなくて自分たちが学んで作り上げた政策というものをしっかりと法律に結実させる、そのためにはやはり一定の数、勢力が必要であるということをご理解いただきたいと思います。

(例会が)木曜日っていうのは、木曜日は衆議院本会議がありますので、全員がまずは東京にいるということもあります。

ただ過去には派閥とカネの問題で自民党は国民の信頼を大きく失いました。これは派閥がそれぞれ政治団体としての登録をしていました。私のこの研究会は政治団体としての登録はしません。世の中にあまたある議員連盟と同じで、そういう位置づけでこの勉強会を立ち上げたので旧態依然とした古い派閥の体質とはまったく異なると認識しています。

総理・総裁を目指すかは「国家の機密」
ーー20人の話がありました。議員立法もそうでしょうが、自民党総裁選の推薦人の数でもありますよね。自分たちのグループから自らの政策を実現する総理を出したいというのは自然なことだと思います。武田さんが作ったグループでご自身が将来的に総理、総裁を目指すことは視野に入っていないんですか。

武田:
まあそれはちょっと国家の機密ですね(笑)。まあいずれにしましても、民主主義の中で数の原理っていうのは重要なポイントでもありますし、やはり政策を進めるうえでの影響力もつけていかなくてはならない現実的な問題もあります。やはり過去における派閥のあり方について我々は反省し、そして新たな今からの政治のあり方、今からの研究会のあり方のロールモデルを我々が作っていこうということでこの会を立ち上げました。


ーー新しいメンバーも募るという話もありましたが、今回旧二階派を中心に22人という形になっています。その旧二階派の中心メンバーで「ポスト高市」の1人とも言われていた小林鷹之政調会長は今回加わっていませんね。

武田氏:
彼の場合は過去2回総裁選に出馬して、当然次も目指してると思いますが、我々はやはりいま頑張ってる高市さんをしっかり支持していくという形の中でなかなか小林さんではまとまらない部分がある、そうしたところが作用しているとは思います。

(つづく)

(2026年4月18日放送「福岡NEWSファイルCUBE」より)

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