「ななつ星」に手を振り“おもてなし”　沿線の保育園児に「お礼のメダル」　12年以上続くも休園で終了へ　福岡

JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星」、運行開始から乗客へ“おもてなし”を続けてきた園児たちに、特別なプレゼントが贈られました。



4日朝、JR博多駅を訪れた福岡県うきは市の保育所に通う園児たち。

豪華クルーズトレイン「ななつ星」を特別に間近で見学しました。

園児たちが通う山春保育所はJR沿線にあり、ななつ星がうきは市を通過する週に一度、園児たちは手を振って乗客を歓迎しています。

ななつ星の運行開始から12年以上にわたり続けてきましたが、少子化に伴う園児の減少で保育所は3月から休園することになりました。

そこでJR九州がこれまでの感謝を込めて園児たちを駅に招待しました。



いつもより近い距離でななつ星を見送った園児たちは…。

◆園児
「1番最初の先頭のところが迫力満点やった！」

◆園児
「早く走っていった。楽しかった！」



さらに「ななつ星」の乗客が乗車前に過ごすラウンジで、JR九州の古宮社長からお礼のメダルが贈られました。

◆JR九州　古宮洋二社長
「ありがとう」



◆JR九州　福永嘉之専務
「皆さんが手を振ってくれることで、ななつ星のお客様も運転士さんもみんなが幸せな気持ちになりました。ありがとう」

園児たちは保育所が休園するまで3月いっぱいは、ななつ星のおもてなしを続けるということです。