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【続報】医療搬送ヘリ事故 運航会社は去年7月にも墜落事故起こす 病院は一時運航取りやめも 院長「悲痛の極み」 福岡

事件・事故

2025/04/06 21:20

長崎県対馬市から福岡市の福岡和白病院に向かっていた民間の医療搬送ヘリが消息を絶ち、その後、海上で転覆しているのが見つかった事故で、病院とヘリを運航するエス・ジー・シー佐賀航空が6日午後8時半から会見を開きました。

民間ヘリは対馬空港を午後1時半に離陸し、福岡市の福岡和白病院に午後2時15分に到着予定でしたが消息不明となり、午後5時すぎに壱岐島の北東約27キロの海上に転覆している状態で見つかりました。

佐賀航空によりますとヘリは毎日点検していて、4日の金曜日には50時間点検という定期点検も行いましたが、特に異常はなかったと認識しているということです。

また乗員についても特に健康上の問題はなく、通常通りだったということです。

佐賀航空をめぐっては去年7月、運航するヘリコプターが福岡県柳川市で墜落しパイロットなど2人が死亡する事故が起きています。

佐賀航空側は会見で、去年7月の事故の原因は特定できていないとしながらも、その他の機種についても再発防止、訓練を実施して業務を行っていたと説明しました。

また、病院側によりますと15年ほど前から佐賀航空に運航を委託していましたが、機体の整備や去年7月の事故のため、一時運航を取りやめ、11月に再開していたということです。

富永隆治院長は「事故は本当に悲痛の極み。大事な患者さん、病院スタッフを乗せて、安全であるという説明をうけて大丈夫だと判断したが、甘かったかなと思う」と話しました。

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