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福岡県で44年ぶりに豚熱の感染確認 久留米市で死んでいた野生イノシシ 県など緊急会議で対策確認へ ワクチン散布も

暮らし

2時間前

福岡県久留米市で死んでいた野生のイノシシが家畜伝染病の豚熱(CSF)に感染していたことが19日、国の検査でわかりました。

県によりますと8月12日、久留米市の路上で野生のイノシシが死んでいるのが見つかり、県のPCR検査で陽性となったため、国の機関で精密検査をしたところ豚熱の感染が確認されました。

感染していたのはメスの成獣で、福岡県での豚熱の感染確認は1981年以来44年ぶりです。

県は20日に関係機関や団体による緊急会議を開いて対策を確認し、畜産関係者に衛生管理を呼びかけるとともに、野生イノシシ向けに豚熱ワクチンの散布などを行うことにしています。

豚熱は豚やイノシシに強い伝染力がありますが、人に感染することはなく、仮に豚熱にかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はないとして、国や県は冷静な対応を呼びかけています。

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